大げさな風邪

イテテテッ。孫悟空の頭の輪っかをギューッとされたときの痛さで目が覚めます。風邪薬を、風邪薬中毒のように倍飲みしてもなお、全身の痛みと吐き氣で、電車に乗れそうにないので泣く泣く、お休みを申請します。「仕事のことはすべてこちらで引き取るので、安心して休んでください」「そう言ってくれているからお言葉に甘えてしっかり休んじゃって」の返事を見て、本当にありがとうございます、パソコンに向かって頭を下げて、また布団の国の住人になります。一生信じ合える仲間をつくることです!みたいに感謝しながら。

 

ひと眠りして昼過ぎ、風邪薬が効いてきた瞬間にスーパーへ。イワシと豚コマ、ネギを買って帰ります。簡単に豚汁を作っておいて、また布団の国へ。目が覚めて、うつらうつら布団から手と目だけ出して本を読みます。

やがて満ちてくる光の

やがて満ちてくる光の

  • 作者:梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/07/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

梨木香歩の静謐さが、風邪を治してくれますよう。特に、ヒジャブのくだりとカヌーのくだりで、ものすごい発見をしたような氣持ちになります。本があって良かった。早めに風呂につかって頭を乾かして、また布団の国に戻ります。もう一生、治らないかも知れない、私の風邪。いつも大げさな風邪。

布団の国

朝起きると、絶望的な体調に引きずり落とされています。夜中にもゲーッと吐いたっけ。チャットでお休みをもらって、出戻り新人さんにお願いしたいことをチャットで送ったらもう限界。後はひたすら風邪薬を飲んで布団のひととなって夢を見るだけ。汗びっしょりで起きて、着替えてまた夢の世界へ。夕方、冷凍庫にあったハンバーグと、大分のTPママが送ってくれていただんご汁を鍋に入れておいて、また風邪薬を飲んで布団の国のひとに。TPは職場で、嫌味を言われて嫌な思いをしたそう。もう風邪はほぼ治っているようです。辛かったね、でも良かったね。

風邪薬にすがる

どうしても進めねばならない仕事があって、休日なのにおしごとしていたところ、あれ?急に寒くてたまらなくなり、脳が停止して、咳が出て、頭痛がえらいことになって関節もガチガチになってきます。ヤベー、完全に、風邪を・・・ひいて・・・しまった。。。

 

寝込む前に、コンビニで弁当を買って帰り、職場にも「明日、お休みをいただくかも」と予告チャットを送って、布団にくるまってみるとぐんぐん熱が上がってきます。

 

仕事から帰ってきたTPに「風邪ひいた」と白状すると、私の風邪がいつもおおごとでしつこく、重病のようになってしまうことを知っているTPは「わー、ごめん!」伝染したくなかったと言うので「違う違う、職場でものすごい風邪流行っとっちゃん」と本当のことを言って、ギュッと目をつぶります。今は、布団だけが支え。布団だけが命綱。ずぶずずと風邪の沼に落ちるのを感じながら、せめて風邪薬効いてくれ、この頭痛を、この吐き氣を取り除いてくれ、藁をもすがるように祈ります。

たぬきにゅうめん

TPはまだ少し熱があるけれど仕事を休めないそう。せめてもの朝は温かいにゅうめん(たぬき入り)を作って送り出します。私も、しごとしごと。

楽しげな本をKindle君にダウンロードして読みます。我が家もWifi環境になったから、ダウンロードもらくらくです。

 

ちょっとだけ、チーム内のことで考えさせられることがあり、密かに悩んだりします。考えて考えて、考え抜こ。今日も晩ごはんは、生姜たっぷりの中華粥です。

庭へ

休日。朝、軽く散歩しないと、このまま一日中家に引きこもってしまう傾向にあることがわかっているので、TPを誘って庭(新宿御苑)へ。今日も自慢げに年間パスポートをピッとしてもらって入園します。

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モグラの穴からモグラになったつもりで庭を眺めたり、

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絶対少しずつ動いてるでしょ?みたいな木を眺めたり、

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地面に描かれた儚げなドラえもんを眺めたり、

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もうすぐ明治通りにつながりそうな環状線の工事状況を眺めたりします。

 

髙島屋にも寄ったりしていながら、何となくTPが元氣ないなとは思っていましたが、どうやらお腹を壊したらしく何度もトイレに行っています。

家に帰って、TPリクエストの明太子マヨパスタを作って食べて、映画のDVDを観ます。

新聞記者

新聞記者

  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: Prime Video
 

 貴重な映画だとは感じるけれど、途中で置いてけぼりを喰らいます。

ロケットマン ブルーレイ+DVD<英語歌詞字幕付き> [Blu-ray]
 

ボヘミアン・ラプソディと同じ監督とのことですが、もしかすると降板したブライアン・シンガーがすごかったんじゃね?と感じてしまうほど軽く退屈で驚きます。

 

そうこうしているうちに、ますますTPが元氣なくなって行き「もしかすると、風邪ひいたかも」おでこを触ると熱々で、目もトロンとしてしまっています。ごめん!朝、氣づけば良かったね、あちこち散歩させてゴメンと謝って、晩ごはんは生姜をたっぷり入れた中華粥と、ゆでたキクラゲとキャベツをオメガ3たっぷりのえごま油で和えたものを出します。ペロリと食べたTPは、早めに布団に入っています。可哀想でなりません。早く治るといいね。

 

 

半地下の家族

TPと早起きして映画館へ。朝ごはんは実家から送られてきたサバ缶や納豆でてきとうに済ませます。

『パラサイト 半地下の家族』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

『パラサイト 半地下の家族』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ムビチケ
  • メディア: Video Game
 

 ポン・ジュノソン・ガンホ。登場人物、それぞれの「顔」が見事で、ファーストシーンからずっと、みんなの顔をうっとり眺めるだけだったところ、途中で「予想していた映画と違う」もっとおどろおどろしい映画かと思っていたのに、何度も笑わされて、身につまされて、ちょっとした仕草や表情に打たれながら映画はまだ終わっていないのに「何て圧倒的な映画なんだ」とひとりスタンディングオベーションしたくなります。観終わって、TPと人通りの少ない道を目的ナシに歩きまわりながら、ずーーーっと映画についておしゃべり。あのシーンがっ!とかあの台詞がっ!とかだんだん美人に見えてきてとか言いながらまた涙ぐんだり吹き出して笑ったり、大忙し。いつの間にやら西新宿を山手通り近くまで、ぐるりと回って、入ったことのない広島風お好み焼きの店でトッピングに紫蘇を追加して食べて、寒くなってきたので帰ります。「TP、私の最後のひとくち、もらえると思った?」と聞くと「うん、期待した」とのこと。最後のひとくちが、お腹いっぱいでもう入らないかな、TPにあげようかな、でもやっぱり食べちゃお。その逡巡をTPが察知しているのは肌で感じていました。ごめんね、次からあげるね。昼でお腹いっぱいになったので、晩ごはんはDEENの蕎麦です。

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夜、修理を終えたデヂカメが宅配便で戻ってきました。ドライバーさんに「寒いですね」と言うと「ええ、でも配達で走ってると温かくなってきます」とのこと。ご苦労さまです。

さまよう

 

こどもホスピス―限りある小さな命が輝く場所

こどもホスピス―限りある小さな命が輝く場所

  • 作者:田川 尚登
  • 出版社/メーカー: 新泉社
  • 発売日: 2019/12/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 昨日の夜、用意しておいたツナキャベツサンドを食べてTPは出勤したらしい。私はゴロゴロとしながら図書館で借りた本を読んだりします。命ある限り、思い出をたくさん重ねることこそ大切、そう心の底から思います。そして、著者の活動のために遺産や寄付を寄せる方たちの尊さに胸を打たれます。

 

もしかすると私は、憂鬱なのかも知れない。珍しく化粧をして街に出かけてみます。本屋で本を2冊買って、さまようように歩いて、買い物して帰ります。帰ってお風呂に入ると、憂鬱が少し消えています。

人見知りお化け

おつとめさきの新年会。いっぱいだけ、と参加したところ何かの表彰があって私たちのチームがチーム賞を受賞し、お客さんもいらっしゃる中での挨拶。今回もあまり頭の良く無さそうなことを言って、チームへの感謝を言いながらチーム内で頭を下げ合ってごまかしたところ、後から「あれで場が和んだ」とお世辞をいただきました。あざーす。

 

それでも新年会が始まると、人見知りが出て端っこの方でもそもそしてしまいます。同じく端っこの方にいるひとたちに「人見知りが出た」と言うと「僕も」「私も。知らないひとと喋れない」中には帰ろうとするひとがいたので「こういう会、苦手ですか?」と聞くと「大っ嫌い。大っ嫌いだから絶対出ない。昨日、しぶしぶ接待で新年会があって参加したら蕁麻疹が出た」とか言うので安心します。人見知りお化け。無理は禁物。早々に退散しましょう。