ロバート・アルトマン「Bird sht」原題はBrewster McCloudだそうです。武蔵野館のレイトショーでほぼ満員とは、これだけの人がどれだけアンテナを張ってるんだと感動しました。私はＴＰに連れられて行っただけ。人種差別やDV、見栄っ張り、強欲、金満主義の人たちは、映画の中にさらされて、観客から笑われるのです。ファーストシーンからブワッと心を掴まれて、途中で完全にトリップしました。映画の壁をポンッと超えて。新宿３丁目でうっとりと語り合って、家に帰るともう次の日になっています。
アルトマンの「三人の女」の煙草に火をつける方法や、「ウェディング」のブーケトス、「Dr．Tと女たち」の男の描き方。全部が私の血となり肉となっている！観ると必ずハッピーにしてくれる監督。眠ってしまった「マッシュ」ももう一度観直したい。
