グラグラッ、ガタガタッ、おつとめさきで久しぶりの地震に合いました。社長は真っ先に飛んで行って、非常口のドアを開けておいてくれました。私はただ、椅子のコロコロに身を任せて揺れただけ。外の電信柱も揺れていると誰かが見つけます。都心では、大きい地震の後で歩くとガラスが割れて落ちてくるから氣をつけないといけないね、とも聞こえてきます。そうなったら、このゴミ箱を被って歩こうねと隣席のＫ君に言うとプッと笑って、じゃあ俺はこっち被りますと別のゴミ箱を指差していました。
あー、今日もよく働いた、そう満足して家に帰ると、父にもらった彫りかけの観音様が目覚まし時計に倒れかかっていました。
晩ご飯は、キャベツと大根千切りサラダ、ゆで豚のからしごま油和え、小松菜の塩もみ。大きい声では言えませんが、ＴＰは毎日、毎食、キャベツサラダを食べてからごはんを食べていますが、今のところ変化がありません。氣の毒なので、このところ汁物を増やしたり、こっそり料理に黒酢をかけてみたりしていましたが、ひとくち食べた瞬間、酸っぱい！という顔でこれ何の料理？酢メシ？とか酢の物？などと聞いてくるので、そうそうと答えています。お酢作戦は、失敗。それでも本人は、ずっとごはんのお替わり我慢しとうの氣がついた？などとご満悦なのがかえって健氣。それよりもお腹いっぱい食べたい氣持ち、何より毎食毎食お腹が減って食欲があって、どんなときでも次のごはんを楽しみにしているってところがすごい。食事とか見た目に氣を遣い過ぎて不機嫌な人より、１０００倍いいよ、そう言ってみようと思います。
