朝起きて、大浴場にとぷんと浸かります。
朝ごはん。私は昨日からずっと何を取るか考え続けて、サラダにお刺身を乗せてカルパッチョにするという作戦。まさかの、途中でお腹がいっぱいになって。TP「自慢げに途中で見せたときから心配しとった。取りすぎやないかなー、驚かそうとして大皿に盛って、取りすぎやないかなーって」それでも頑張って食べました。TPも昨日食べすぎたからと、今日は唐揚げとポテトの量を減らしています。
チェックアウトは11時。もう一度、温泉に入ります。TPは二度寝したりマンガを読んだりしています。そして、いよいよ連泊の宿を後にする時間が。何度も行き来したエレベーターのランプすら、愛おしくなります。
さよなら川崎。(今日も酷暑)
初日に見つけた市役所のカフェに行きたいとチラッと言うと、TPは少し驚いて、悔いないように行った方がいいよと言います。店に入ってアイスコーヒーを飲みながらくつろいでいると、今朝、あんぱんを観てないなと思い出し「今から帰ったら、あんぱん間に合うかいな?」とつぶやくと、TPは少し驚いて「大丈夫、俺は驚かんよ。門がカフェ入りたいって言って、入ったら、あんぱんって」帰りの電車を検索してくれています。ごめんなさい。私、実はマリー・アントワネットと同じ誕生日だから、ちょっとそういうところがあるのかも知れない。ごめんあそばせ。
入ったばかりのカフェを出て、電車に乗って、
乗り換えて、急いで帰ります。山手線で、背中にkagoshima highschoolと書かれたおそろいのポロシャツを着た女子高校生たちの集団、カートをひいて、恐縮しながら満員電車に乗っているので「鹿児島?」と声をかけると、クルッと振り向いて「はい!」と、キラキラの目で答えてくれます。本当に全員が可愛い。お下げ髪。「私も赤ちゃんのときに鹿児島で」「えー、そうなんですか!」「私の出身は福岡で、こちらの旦那さんは大分」「えーっ!(キラキラ)」「何部ですか?」「放送部です」「大会は終わったと?」「これからです」「わー、頑張って」「はい、がんばります、ありがとうございます!」やっぱりどう考えても、九州の女子高校生たちは可愛いったらありません(贔屓目)。私も女子高校生だったことがあるから、自分の可愛さを自ら知っていたところがあるのでしょう、愛想がいいって、持って生まれた宝物だなと感じたりします。がんばって!
無事に、いつものアパートに戻ってあんぱんを観ます。TP「俺もこれから、あんぱん観よう。嬉しい?」「えっ、マジで?うれしい」連続勤務6日とか平気である仕事をしているTPが、毎晩、家に帰って15分のお楽しみがあると思うと、やっぱり嬉しいです。TPが買ってきてくれたサンドイッチが昼ごはん。
昼寝したら、晩ごはんの時間。私は川崎で、スライスしたキャベツの旨さに感銘を受けたので、早速キャベツをスライサーで千切りにして、水気を取るためにワカメと胡麻なんか入れちゃって、塩オイル味で。冷凍庫の出来合いハンバーグを焼いて。カリフォルニア米は、やっぱり日本のお米と混ぜないと食べられませんでした。半々、もしくは3分の1混ぜると、普通においしく食べられます。もう安い米じゃなくて、高くても我慢して買うしかないな、そう考えたりします。もうこうなったら食費中心に生活しよう、腹をくくります。