ごめんあそばせ!

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ぼくの映画人生

ぼくの映画人生

いいお天氣!
こんな女でごめんあそばせ!と口にしたくなるような本。
大林監督の本は、これほどロマンを大切にした人の言うことは、ヘヘェと素直にひれ伏して聞くしかない語りです。ショパンに憧れてフリルをつけたシャツ、口からケチャップを吹き出し、病身を演じた宣彦少年。そのせいで学校のピアノをダメにしてしまいます。先生はその事を怒らず、芸術家になっておくれと言ったそうです。図書館で良い本を借りられて嬉しい。