いざ銀座

楽しみにしていたパク・チャヌク監督の新作が、もう銀座でしか上映されていないとのこと。よっしゃ、それなら久しぶりの銀座に参上してやろうじゃないか、鼻息荒く、JRに乗って有楽町へ出かけます。

「お嬢さん」

文春でクドカンが、タイトルがいいと書いていたけれど本当にいいタイトル、ファーストシーンから夢中になって、侍女役の女の子も魅力満点でグイグイと惹きつけられます。途中で、これは「お嬢さん」じゃなくて「お嬢様」の方がいいような氣分に。最後はそれまでの積み重ねが不発のまま終わってしまったようで、あら?あたし、眠たかったのかな?と不思議に思います。


ガード下の焼き鳥屋さんで映画の感想を喋りながら、TPと瓶ビールを1本取って乾杯。このお店の焼鳥ってこんなに美味しかったっけ?たった4〜5回、Mちゃんに連れてきてもらったのが最初だったか、その後もHちゃんやTPとも来たことがありましたが、こんなにしっかりした美味しさだったとは、目が覚める思い。

またJRに乗って帰りながら、ちょっと変な映画だったな、ドキッとするようなショットもあったけれど、ちょっと変な映画だった。一日中、雨がシトシト降っていたけれど、傘をささずにフードを被ってやり過ごした。手ぶらで、少しだけ濡れながら歩く氣持ちは・・・自由!