こんなこともあるもんだな

今日は久しぶりにいい奥さん。朝早く起きて、昨日の晩に作っておいたオムレツと味噌汁でTPが朝ごはんを食べている間に着替えて、お見送り&発車した電車に手を振ります。今日は昼寝しないぞ!睡眠リズムを戻すぞ!

家に戻ると、母から電話・・・ホークス優勝セールに行って、あれやこれや買ってきたけど大したもの売ってないね、などとどうでもいい話し、ふーん、へー、と聞いています。

今日は部屋を片付けよう、そう思っても身体がくたびれて元氣が出ません。そうだ、本屋行こう。新宿まで行って最初の方を立ち読みした漫画があまりにも面白いので、買ってみます。

大家さんと僕

大家さんと僕

大家さんと僕。読むのが楽しみ。イソイソと下りのエスカレーターに向かっていると・・・さすが東京、こんなこともあるもんだ、この漫画を描いたご本人、矢部太郎さんが出版社の人だかマネージャーの人だかわからない方々と、目の前で名刺交換をしています。思わず、買ったばかりの本を掲げて「(蚊の鳴くような声で)今、買いました」とお見せすると、皆さんが氣づいてくださって、矢部太郎さんご本人も「(小さめの声で)お買上げくださったんですか・・・ありがとうございます」と目を丸くしていらっしゃいます。

何て素敵な方!物腰が柔らかく、ありがとうございますと丁寧に頭を下げてくださいます。洋服がオシャレ。名刺交換をしていた方たちが、サインして差し上げたら?と言ってくれて、バックヤードでサインをしてくれました。


漫画まで描いてくれてる、可愛い〜!あれよあれよとサインしてもらって、ありがとうございます、読むのが楽しみです、とか何とか言って、ほくほくの氣分で帰ります。全然緊張しなかったな、ご本人が格好良くて、あまりにも素敵でファンになっちゃった、これからテレビでお見かけしたらずーーっと応援しよう。せっかくのサイン、つい下の名前を言ったけれど、あだ名の「門門」にしてもらえば良かったな、写真を撮ってブログに載せられたのにな、そんなくだらないことすら、思い返すとうれしい。

帰り道、ドトールでじっくりと読んだ「大家さんと僕」は、それはそれは素敵な、大切なエピソード満載、思わず声を上げて吹き出して笑って、ところどころで目に涙が盛り上がるほど泣いて、また笑って。こんな風なブログを、あたしも書きたい。それにしても、こんなこともあるもんだな。この本を大切にしよう。続きが出たら絶対に買おう。部屋、片付けよう。