田園調布あたり

朝ごはんを食べて、

DVDを観ます。


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原作の本の面白いところを全て削ぎ落としたような映画。それでも最後は力技で泣かされて。電車に乗って、

田園調布へ。TPとたまたま平日休みが重なったのです。

そこで、ずっと前から行ってみたかったテレビなどでよく紹介される中華料理屋さんへ。楽しみで楽しみで、スキップしたくなるほどです。

(あ、TPが頼んだ酢豚、少ない)

(あ、麻婆豆腐と焼きそばのセットだと思って頼んだら、麻婆豆腐が乗った焼きそばだった。お味は、素朴)

せっかくなので、お散歩してみましょう。

ああ、カンパチなのか!福岡で言ったら環状線みたいな距離感。

平屋っていいな。ぐるぐると歩きながら、高級スーパーへ入ってみます。

(え、里芋が700円!?まじすか)

(松茸が前面に!?)

平飼いのたまご、500円。金銭感覚がおかしくなりそう。

それでも、じっくりと眺めていると、見たことのない商品や興味深いものがあれこれ見つかり、眺めるだけのつもりが買い物かごなど持ち出してじっくりとお買い物を楽しみます。

スーパーの2階は、薬局も書店も雑貨屋も入っていて、ちょっとしたお楽しみスポット。TPママのお誕生日プレゼントや、母に送ろうと「いわし削り節」、来年のカレンダーなど、いくつも、いい買い物ができました。

駅裏の住宅街を歩いていると、ドラマの撮影が。係の方に「どなたですか?」と尋ねると「日本ではあまり有名じゃない方ですけど、マレーシアの女優さんです」とのこと。遠目で見てもあきらかに常人とは異なる佇まい。日中合作だそう。住宅街を抜けると「田園都市株式会社」というところが管理する大きい公園がありました。

公園を抜けて、急な坂道を上がると、また公園。

古墳が、ずらりと勢ぞろいしている公園を、突き抜けて、

多摩川を一望できるベンチで、ひと休みします。母が骨密度がちょっと下がっていると言っていたので、スーパーでおじさんが爆買いしていたのを真似して「さらさらいわし」と、マッシュルームスープ。TPが選んだTPママへのプレゼントは、可愛らしいカレンダー。「毎月、めくる楽しみがあったら」と優しい息子だよ!我が家のカレンダーは今年も仏像カレンダーです。早速、両方の家に送りましょう。

おや、古墳の資料館が。無料で入れます。

(本当に、こんなお化粧をしていたのかな?)アシタカじゃない、サンだな。

ぶどうなんか乗せてみたいような出土品。

まるで私とTPのような人形。こういう仕事、憧れます。

駅前で、公民館みたいなところでひと休みです。外を走り回る子どもたちの声をこんなに聞いたのは久しぶり。

コーヒーをテイクアウトして。量は少ないけれど美味しい。

そろそろ電車に乗って、帰りましょう。TPは家に着くなり、眠ってしまいました。

私は、図書館と、郵便局と、肉のハナマサをひとめぐり。本を返却して予約本を受け取って、母とTPママに郵便物を送って、ポッサムにしようと豚かたまり肉を買います。私は勝手にゆで豚のことをポッサムと呼んでいたけれど、もしかすると本当のポッサムは蒸し豚なのかも知れない。でも、どちらでも良いなと思いました。