女のひとたち

職場に、国営放送の取材カメラが来ました。放送は来年の始めだそうです。私はお弁当を食べる役のひと、自然を装った会話が白々しくなりそうな緊張と緩和。とはいえ、取材まで呼び込んだSちゃんのお陰で、いつもとは違う時間の流れ、そして会社に新しい空氣が吹き込んで来たのを楽しんだ一日でした。数日前からTPに、わたしもテレビに映るかも知れんよ、お弁当食べる人で、と言ってみたところ、大笑いして「萌えー」と言ってくれました。妙齢の丸顔がテレビに映ったら、想像するだけで面白いとのこと。放送が楽しみ。


夜、女のひとたちだけで、飲み会をしました。これまでの飲み会のベスト3に入る居心地の良さ。いつもなら空回りするような私のガキっぽい訴えも、適度に聞き流してもらいつつ、時には真剣に、全員で懐深く受け止め合いつつ。女のひとたちは、良く笑って、良く喋って、自分の人生にお土産を持ち帰って、何て楽しい生き物だろうと、新しい感覚を得ました。参加したひとだけでなく、今回はお休みしたひとも含めて、何だか全体を丸く、大きくひっくるめたような、まぁるい時間。不思議。この魅力は何か、いつかわかる日が来るのかも知れません。