傷つく瞬間

monna88882013-04-12

隣りの空き地で、やんごとないような話し合いが行われていました。「あなたには愛がナイの!?」と女の人が詰め寄ってさめざめと泣いています。私もつられて泣いてみたくなったりしたけれど、あまりにも長いと下手な芝居のようで、もういいだろうと判断して、ベランダの窓をガッと開けて、育て中のバジル君とローズマリーちゃんに水をあげて、ジロッと男に目配せします。芝居の練習相手ならちょうど良いような男性でした。もう末期だね\


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

根っからの村上春樹ファンの人に氣おくれしてしまいますが。でも、読みたくて買いました。色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年。たざき君という人はどんな人なのか。今日という日に発売するということはどういう意味だろうか。突発的に傷つく、ということをこんな言葉で表現することができるのかと、圧倒されて読み始める瞬間の楽しみ。あたしが傷つくときはいつでも、火山が噴火したような、突然汚泥に突き落とされたような、もしくはジワジワと自分で氣づいたときのあの、傷つきったら、人生が本当にひっくり返るので「ドーン」と音がするほどですが、傷つく瞬間が辛いからと言って、鈍感になっても何も楽しくなかったので、タザキ君と一緒に味わって、タザキ君がどんな世界へ行くのかを見る楽しみが、たのしみです。

まだ自分の直属の上司が誰なのかは判明していないけれど、とにかく悪意の人を何とかせねば話しになりません。土日をかけて、全身全霊で、たましいに訴えかけてこころを燃やす。それよりも大久保の、ネジャンタンのお店が改装したとのこと、まずは行ってみなければなりません。何事も、自分の目で、肌で、感覚で確かめねばならない。