デヂカメが壊れました。母が「倍返し饅頭、倍返し饅頭」と何度も言うので東京駅のTBSショップへ連れて行ったところ、黒山の人だかりだったのです。そのところを写真に撮ってみたのに残念。倍返し饅頭は午前中で売り切れるそう。母はアタルグッズと倍返しノート、倍返しクリアファイルなどたくさん買っていました。
上野駅の改札で待っていると見たことある老人が出て来たと思ったら父でした。その20メートル後をずいぶん肥った人がゴロゴロを引きながら歩いていると思ったら母でした。ふたりとも私を見つけた瞬間にニヤッと嬉しそうに笑うのでたまらない氣持ちになります。母は買ったばかりの靴がスポスポ脱げると言って、全然歩みが進まない。牛の速度でようやく上野のホテルにチェックインして、アメ横へ。母は靴屋に入っては、また似たような脱げそうな靴ばかり選んでいるので、クッションの良い脱げそうにない靴を選んで私がお金を払おうとすると、どんと突き飛ばされて、いいの、あんたはお金使わんでと、せっかくの親孝行氣分も泡と消えて行きます。
携帯ばかりチェックしている父は、せっかく東京に来たのに靴屋ばっかりに付き合わされてたまらんと、御徒町でお別れ。母、父が去ったら突然元氣になってウキウキ。原宿へ移動すると母はジャニーズショップで嵐の生写真を何枚も長蛇の列に並んで購入して。表参道では洋服をそれぞれ選んで私はレースのシャツを買ってもらいました。東京駅へ戻ってあれこれ買い物してホテルに戻って試着会をします。母が買ったツモリチサトのプルオーバーは肥り過ぎているからおっぱいビチビチ、背中の肉はみっともないと私が持って帰らされることに!ヤッター。あれもこれも、あれもこれもと大量のお土産を持たされて紙袋4袋を抱えて何とか帰ってきました。何度も「あんた、泊まったらいいのに」と言いながら半分眠った目で見送ってくれました。ああ、長い一日だった。何だかたっぷり、一日ありがとう。そう思いながら帰ります。明日は墓参りです。