怖くないヤイ!

monna88882014-10-14

昨日、正直に告白をしました。あたし、西洋人ばっかりのとこ、怖い。するとTPは「やっぱり〜!どうもヨーロパ圏に行くと門ちゃんはビビリになって、声も聴こえなくなるほど小さくなるもんね」とのこと。


今日、隣席のRさんに「イタリアに決まった」と言うと一緒に喜んでくれ、正直に西洋人ばっかのとこが怖いと告白したところ。スペインでも口が悪い人がいるけれど、イタリア人旅行者の口の悪さったら、こっちが言葉わかってないと思って、アジア人はムカつくとか醜いとか、ありとあらゆる罵詈雑言、それが彼にとっては当たり前だそう。だからこそイタリア人って本当にヤなヤツだよねーと別の国のおともだちと盛り上がったこともあると聞くと。はぁー、胸のつかえがすぽんと抜けた。差別や悪態はありきなんだ、おはよジャポネーゼ、お前らに案内する席は無いけどよ、という店でエスプレッソ1杯を大切に味わって飲んで、最後に小さな折り鶴でも置いて帰る作戦ならどうだろう?スペインでは暗い夜道でも遠くからチャイニーズドラゴンだか何だかチャラララチャンチャンチャンチャンチャン、ドーン(銅鑼の音)が聴こえていたっけ。今なら「アチョー」とブルースリーの真似でもしてやればよかったと。私は西洋人の国に行くことは怖いけれど、それを克服したいとも思っています。そして、邪険にされても「It's Cool!」などと切り返す作戦も考えておきましょう。


そこで、風呂敷ぶら下げて街を歩く作戦です。風呂敷に水筒とタオルでも入れて、風呂上がりかのようにブラブラしてみるのです。おっ?変な日本人来た、それで済むならこんないいことはありません。例えすれ違ったベスパに盗難されようとも、風呂敷なのでさっと結び目をほどいてバラバラにしてやる。意気込み!


バチカンで逢いましょう。TPが借りてきてくれたDVDはローマでの暮らしがよく伝わる映画、ストーリーには変てこがいっぱいだけれど、何となくイタリアのイタリア人が伝わってきて、観て良かったーと言いました。


鏡の前で、風呂敷バッグを肩からかけては、一番エレガントに見える角度を探したり、斜めがけにして飛脚みたいにしたり。風呂敷で、決める。日本人として、風呂敷下げて、行く、行ってやる、イタリアとやらに!メラッ!お陰で肝っ玉が座りました。おつとめさきに海外のことを色々と教えてくれる人がいるってことは、しあわせなことです。