1620円の文庫

monna88882016-06-10

突発的に、梅を買ってきて梅酒を漬けます。5〜6年に一度、こんなことになります。レジのお姉さんが、梅と梅酒用のリカーがあまりにも重たいから、大丈夫?と心配してくれます。大丈夫ですっ!と鼻息を荒くして、大量の梅とリカー、氷砂糖を持って帰ります。お給料が多く振り込まれていたことを社長に伝えると、どうやら前期から始まったインセンティブ制度というものらしく、売上が良かったのでボーナスを支給してくれたと言うので、踊って、踊って、踊り明かします。嬉しい。もうボーナスなんてもらえないと思っていた。思い返せば会議のたびにインセンティブと言う言葉は出て来ていたけれど、他人事だと思ってロクに聞いていなかったのです。まずは、カレーを食べるお皿を割ってしまったので買い替えたい!それから、おいしい焼肉屋へ行きたい。何より仕事帰りに紀伊国屋書店に寄って、目についた面白そうな文庫本を持ってレジに直行したところ「1620円です」と言うので、えっ!すごく高いですね!と言うとレジの女の子が「そうなんです!私もこの本買ったんですけど、高くて。普通よりも厚いから。でも驚きますよね」とのこと。あー、ビックリしたと笑い合います。それよりも本の値段をチラッとも見ずに、レジへいつの間にか向かっていたことは、生まれて初めてです。やっぱりボーナスがあると氣が大きくなるのでしょうか。自分で自分に驚きました。1620円の文庫本だって・・・。大事に読もう。