恥のかきすて

一応、今日はおつとめさきの年内最終営業日でした。月曜日に月末の仕事を自宅でせねばならないけれど表向きは最終です。そして仕事終わりには忘年会です。近所のお店を貸し切り状態で、普段話さない人、いつも話す人とお喋りを重ねます。何より嬉しかったのは、年齢が割と近い経理の女性とたっぷり話せたことです。これまでも私なりにたくさん話しかけていたけれど、共通点が見つからないと言うか、つかみどころがないような、もしかしてうざがられているのでは?と心配していましたが、彼女が私のようなアウトドアファッションをしたいと思っていたと言ってくれたのです。(あれ?あたしってアウトドアファッション?ってことはさておき)Sさんだっていつもカジュアルな洋服で、今にもピクニックに行けそうな洋服を着ているのが好きだったけれど、服装のことを誉められて?有頂天になります。

洋服のことは本当に戦いの連続です。スニーカーやジーンズで出勤して良いかと尋ねることは、なかなか大変な道のりでした。前の職場でも、私のだらしない服装を見て「安心したんですよ」、ドレスダウンの最下層がいて「ホッとした」そんな声が届いていたっけ。だからこそとっても、嬉しいのです。話しを聞いてみるとSさんはこれまで「スカートをはけ」とか「あのスーツ、アナウンサーになりたいのか?」とか色々な場面で洋服について壁にぶつかってきたそう。そんな話しができる日がくるとは思ってもみなかった。

そして職場の可愛い子ちゃんふたりが、先日の人事発表がショックだったと社長に泣きながら訴えているのを見て、可愛くてたまらない氣持ちになります。私だけがショックを受けてうろたえていたと思って落ち込んでのたうち回っていたと思い込んでいたけれど、職場の女性たちはみんなショックを受けていたんだとわかると、お酒の力もあって女性同士で泣いたり、頭をなでたり、社長にまた文句を言ったり、泣いたり笑ったり、社長にバカ!と言ったりまた泣いたりしました。

それはさておき、2次会にカラオケまで。1次会で帰ろうと思っていたのに、つい。そしてつい、D君が選曲してくれた歌舞伎町の女王を歌うことに。このことは次の日に思い返して悶絶すまいと決めてマイクを持って歌います。昨日、大声で歌い過ぎたから喉の調子が整っていないけれど下手でもただ歌うことは良しとしましょう。心をこめて歌って、笑って、踊って。いつの間に解散したんだろう?記憶がありません。長い長い距離の電車、駅から自分でも驚くほどの千鳥足、何とかアパートにたどりつきます。お向かいのマンションを見て、一氣に酔いが覚めます。そうだった、事件が起こったんだった。ここまでどうやって帰ってきたんだろう、それより今何時?TPは寝ずに待っていてくれました。はしゃぎにはしゃいだ日は、次の日の記憶たどりがおそろしい、でも楽しかったからいい。また逃◯恥の最終回を見て、寝よう。