放心と脱力

忠犬門公の後で、またドトールに入ってしまいました。植本一子の新刊を読みたかったので。毎朝の駅までの見送りは、どうやらTPはとても楽しみにしてくれている様子。目覚まし無視で眠っていても、ゆさゆさと揺り起こされたり、アパートの階段を降りて、さあ行きましょうと顔を見合わせると、ニコッと微笑んだりしています。とは言え、歩き始めると仕事に行きたくないのか、ため息などついて心ここにあらずの放心状態。誰かが放心しているのを見るのは、生きる楽しみのベスト8には入ります。その大切な放心状態を無理に戻したくないので、こちらも好き勝手に喋ったり黙ったりして。毎朝通る交番前「昨日の都内の交通事故、死者ゼロ、事故は100人越えだって」。今日は内職の日。始業30分前に本を閉じてアパートに戻って、髪振り乱して働きます。仕事を終えて図書館に行くと、予約していた本がいっぱい届いていました。あ〜、しあわせ!

それにしても、どうして自宅で誰から見られているわけでもないのに、おしごとの時は肩に力が入ってしまうんでしょう。成果を出したい欲が強過ぎるのか、しごとができると思われたい欲が強烈なのか、無駄な力が入りっぱなしで、かえって大事なことが見えなくなります。真面目過ぎる人特有の、心配性で、仕事してますアピールが強くて、それでいて失敗が多くてうざい感じ。あ〜〜〜!かみさま!どうか脱力の術を授けてください!