女性作家だらけ

TPを駅まで送る忠犬門公のとき、TP弟のSちゃんとバッタリ、道路の向こう側に手を振ると、嬉しそうに?猛ダッシュで駆け寄ってくれました。3兄弟そろい踏み。Sちゃんったらお兄ちゃん&お姉ちゃん子なんだから。

自称いい奥さんは自分へのごほうびに、ドトールの中でいい眺めベスト10に入るのでは?という西武新宿駅近くのドトールで、複雑に路線が入り組むところを見ながらコーヒー&読書をします。


朝は誰もが時間がないからか、人の出入りが激しい様子。

映画術 その演出はなぜ心をつかむのか。塩田明彦監督の本を図書館で借りて読みました。講義録なのでまるで自分が生徒になったかのように読み進めます。うんうんとうなずいたり、へ〜と感心したりしながら。

 

このところ、ご近所がどこもかしこも空き地だらけになってきました。あっちもこっちも、向こうもそのまた向こうも。レジャーシートを敷いて、ピクニックをしたくなります。

今日は定休日、真冬になっても夏用のスカートで過ごしていたあたしは、冬用のスカートを買いに街まで出ました。それがどういうわけか、本屋でつかまってしまって本を選んでいる始末。

夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)

夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)

夫のちんぽが入らない。話題になっている本を買って近くのベローチェに入ってすぐさま読み始めます。すさまじい切実さを、卑屈じゃない文章で書ける力に圧倒されます。もし彼女と同じ状況になったら、見知らぬ人との行きずりだってあったっていいじゃんと思わせてくれる本。偏見なんてクソ食らえだ!と空に向かって叫びたくなる本でした。

通りがかった映画館で、ちょうど時間が合ったので、久しぶりにひとりで映画を観ます。「島々清しゃ
新藤兼人監督が好きなことと、安藤サクラちゃんのビジュアルが大好きなこと、女性監督の風さんを応援したくてで選んだ映画は、素直すぎる展開に、うとうと、ゆっくりと眠ってみたくなります。音のチューニングに過敏な少女に感情移入していると、全員で歌う歌がものすごくずれているので、ウワーッと頭を抱えたくなります。矛盾だらけだけど文句を言いたくないような不思議な映画。

本屋では、もう一冊、植本一子の本も買って読み始めたから。女性作家の濃いめの本を読んでいるとすっかりそのモードに入って、仕事から帰ってきた身近な家族(TP)に対して態度がぞんざい&冷酷になっていたけれど、しばらくするとハッとして、浴室のドアを開けてTPに、さっきはちょっとおかしかった、ごめんごめんと謝ってみたりしました。晩ごはんは鶏と野菜の煮込みです。今日も冬物スカートは買えなかったので、また夏物スカート&10分丈の暖かスパッツの組み合わせでしばらく過ごすしかありません。