父のオムレツ講義

土日もぶっ続けで働いていたTPは、ようやく今日と明日が連休だそう。自宅作業で忙しい私を氣遣ってくれたのでしょうか、朝から近所にモーニングを食べにでかけて帰ってきてもいじらしくおとなしくしているかと思ったら、グウグウ・・・どうやら昼寝しているよう。


昼休み。昨日から明日のお昼どうする?と何度も聞いてくれていたので、TPを起こして歩いていけるカレーつけ麺の店へ向かいます。いつか、平日に私がひとりで行ったと言うと悔しがって行きたがっていた店。まろやかなカレー味、それでもスパイスがたっぷりなのか、汗がどんどん出てきます。

家に帰って、私はお仕事。TPは昼寝。どれだけ眠れるんだろう?ゆっくり休んで、いい夢を。

仕事を終えて晩ごはんの準備をしていると、父から電話。今、晩ごはんの準備中!そう冷たく言ったつもりでも、向こうはおかまいなしで、こないだ私が帰省して部屋を片付けてくれて嬉しかったこと、また帰ってきて片付けて欲しいこと、こづかいやるけん、ちょっとだけ心が揺れますが、こづかいなんかもらう年齢では無いので遠回しに断ります。それから自分が美味しいと思うものについて語って、晩ごはんは母ちゃんが仕事前にオムレツを作っておいてくれていること、自分はオムレツならジャガイモをしっかり炒めたのが好きやもんね、シャリシャリしとうより、形が崩れるほど炒めた方がいい、玉ねぎと牛ひき肉をしっかり炒めて、塩を効かせて、などとオムレツについて語り始めたので、わかったわかった、じゃあね!またかけるね!と無理やりに電話を切ったけれどもう40分も経っていました。

なのでついつい、晩ごはんはジャガイモやニンジンをしっかりと炒め、炊いていたごはんを合わせて塩を効かせた、オムライスになりました。親子って・・・影響力強いわあ。