いつの日かのハリウッド、からの休日出勤

今日こそは。５連休中のＴＰと早起きして、タラちゃんの新作を観に出かけます。待ってろよ！タラちゃん！ 

早めに映画館に行って席を取って、映画の時間までドトールでお茶をして、窓からの景色を楽しんで。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック

 私はただ、ふたりの主演俳優の可愛さと軽さ、誠実さ、タラちゃんのどうでも良いシーンをただ撮りたかっただけみたいなしつこさ、何よりもキワキワの笑いに打たれて感動したけれど、観終わってＴＰが、最後泣きそうになった、ジーンとしたと言うので話しを聞いてみると、なるほど！そっちか！とあらためてわかって、あらためて泣きそうになります。そうか、そっちか。すごいな。

仕方ないことです。来週から、このところずーーーっと根を詰めていたお仕事が大詰めだから、おつとめさきの固定ＩＰアドレスでしか取れないデータを取りに休日出勤するのです。なぜでしょう？ＴＰも一緒に行くと言ってくれます。「職場の近くのさ、ピザが美味しいとか言ってなかったっけ？」とのこと。

昼休み、時間があるときにだけ食べに行くピザを、今日は５連休中のＴＰと食べるのも不思議な感覚。

近くの喫茶店で待ってくれているというＴＰを残して、いざ休日出勤へ。

ひと氣の無いオフィスに入って、無料のドリンクを取りに行くと、新人の女の子がいました。わーっ、びっくりした！彼女も驚いています。週末、急に仕事が入って月曜までに仕上げなきゃならない資料があってとのこと。お互いがんばろうね、と席に戻ります。しばらくすると、同じ部署のひとがデータを移していたというノートパソコンを取りにやって来てまたびっくり、またしばらくすると、同じ部署の上長が「どうしても進めておきたいことがあって」と出社、少し経ったら同じチームの女性が「まじか」と言いながら入ってきて「カード忘れて取りに来たんですけど、まじすか、みんなお休みの日はちゃんと休みましょうよ」と続々と集まってきて変な空間になります。少しだけホリック氣味、誰もがいつも週４で１６時に帰る私のことを珍しいと笑ってくれるから、とてもうれしくなります。笑ってくれるひとたちがいるってことは、とってもしあわせなことです。頼んだわけではないのに、一緒に休日出勤に付き合ってくれるＴＰにも。ひと仕事終えて、待ち合わせの喫茶店へ行って、ＴＰと腕を組んで帰ります。とにかく今、私はひと仕事終えたいだけ、その任務が終わることが私の楽しみ。現実的。