乗り越えた、つもり

朝の5時30分に目が覚めます。ん?それほど憂鬱じゃないかも。寝たら治ったかも。まずは茶碗を洗って(TPもくたびれていて洗ってくれていなかった)、夕べは風呂も入らなかったのでシャワーを浴びて、買っておいたパンをトースターで焼きます。

マキネッタで沸かしたコーヒーを水筒に入れて持参して、始業時間の1時間前に職場に到着すると、もう3人も出社しています。背中で励まし合いながら労働。そのうちに出勤してきた上長にも「何か、体調が悪くて」と言うと「私も、昨日は早退しちゃいました」とのこと。励まし合い。そして「しごとがギュウギュウギュウ」と伝えて、ひとつ卒業させてもらうことに(本当かな?)。それが無くなるだけで、うんとマシになりそう。

午後、チャットでしかやりとりしたことのない別部署の方が席まで来てくれて「実は私、今月で…」「えっ!えーっ、いつも支えていただいていたのに」と思わず涙ぐみます。チャットだけでも、彼女がどれほど誠実かどうかよくわかります。「でも、お気持ちわかります」「今度ランチ行きましょう」などと会話。

なんだかんだで金曜日は終わった。憂鬱を乗り超えた。つもり。

今読む、石垣りん。どれほど礎になっているんだろう。大田区に1LDKのアパートを買ったと書いてあり、私もそういう部屋を買ってみたいなどと夢想します。

冷蔵庫を開けて、ホッケみりん干しと、しりしりしておいた野菜と、煮浸しにしておいたピーマンで晩ごはん。私はホッケをあまり好きではないけれど、TPはホッケが好きだから、時々出します。TPは明日もしごと。私は休み。何をしよう?