励まし合いと、銭湯と

絶対に締め切りに間に合わないだろうことがあったので、いつもよりも2時間早く職場へ。まさかのチームメイトももう出社していて、冷房のまだ効いていないオフィスで、20代のW君と「最優先すべきはこれだけ」「あっちの方は?」「最悪、来週でいいけん、安心して」「ありがとうございます」「これはどうすべき?ヘルプ必要?」「それは自分の方でやります」「ありがとねー」と打ち合わせて、今日やるべきことを、やります。そもそも、無理筋のこんなことをぶっ込んで来たのは、絶対に上の上の上の方の奴らだ、ともちろん思わなくもないけれど、今これをやって力をつけているのは私たちだ!と励まし合います。自分たちで、納得できるところまで行こう、無理せずに!と言いながらも結局は、ギュウギュウギュウの突発事項でてんやわんやです。(絶対に、交通整理してやる。何なら、道路整備から)

 

夜、TPが「どうしたい?今日も、銭湯行きたい?」と言うので「行こう行こう!」と、歩いて銭湯へ。

新しい道を通ってみたら、ほんの少し迷子になったけれど、方向絶対音感がある方なので、つつがなく到着します。

昭和レトロだったはずの銭湯が、

久しぶりに訪れてみると、改装したわけじゃないはずなのに、どういうわけか、清潔極まりない、まるでパワースポットのような神聖さすら感じる空間になっています。ゆーっくりと風呂に浸かって、40分後待ち合わせで、汗をたっぷりとかいて、ロビーへ。ロビーの壁に張ってある新聞記事を見ると、どうやら今のオーナーにこの銭湯が譲渡された(か売られたか)らしく、現オーナーが徹底的に掃除したとのこと。受付の女性に「徹底的に掃除って、それでこんなに清潔なんですね」と言うと、「そう言っていただいてうれしいです。掃除だけは、本当にがんばってます」「アルバイト?」「はい、でも社員の方もいます」「私もバイトで雇ってもらいたいな」「本当ですか?今募集してるかな?」「また来ます」「はい、ありがとうございます!」

風呂上がりに、夜道をてくてく歩いて帰る気分は最高です。どうやら晩ごはんは、昨日の残り物だけだなと察したTPは「スーパー寄ってさ、コロッケかなんか買って帰りたい」と言うので、どうぞどうぞと付き合います。

行きつけのスーパーでは、お惣菜が、ちゃんと売り切れ寸前で、安心します。このところ私もTPも、夏バテぎみだったので、これで回復するといいな。銭湯パワーで。