人徳

仕事終わり、しかも金曜日の、空です。職場のビルから見た空。

アイ・アム・サム

家に帰って、流しました。何年も前にＹちゃんと行った試写会で、お互いに初めて涙を素直に流した映画のサントラ。

長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))

２０１０年ピッピの手帳を買ったことをキッカケに、初めて本を読んでみました・・・こんな暴れん坊、見たことも聞いたこともない！それなのに友達の顔や、これまで自分のしでかしてきた事が、まざまざと思い出されます。ピッピは９歳なのにひとり暮らし、お父さんの遺産で馬も買ったし、床にのばした生地でクッキーを焼いたり、周りの雰囲氣をぶちこわすようなことを言ってしまう・・・読みながらあきれてものが言えませんでした。だからこそ、絶対に心の中にピッピを住まわせ続けようと思いました。ピッピの手帳は本屋さんに売っていますが、ひと目みたら買わずにいられない手帳です。（黄色で、ふくらんでいて、絵がいっぱい）

朝、今日は一日胸を開いて過ごそうと考えて、その通りに過ごしました。ヨワヨワな態度が去り、自分に対する主導権を持って仕事をすることができました。

ピンポーン、チャイムの音で出てみると一番奥に住む台湾人の奥さんがバナナを持ってきてくれました。ジーッと部屋の中を見たかと思うと「ちょっと上がってイーイ？」言い終わる前に靴を脱いでいます・・・家中を見渡しながら、子供がいないからキレイねっ、褒めてくれました。脱ぎ散らかした服、食べ散らかした皿、干しっぱなしの洗濯物、読み散らかした本や雑誌など、彼女にとってキレイと言わせたのなら、いったいどんな部屋かと興味が湧きます。嫌な氣がしないのも、彼女の人徳です。

人生って、笑うためにある？これを見て、微笑まない人はいない？ある素敵な人のブログで知った歓喜の表現です。