正・直・さんぽ♪

平日の定休日、どういうわけかまたしてもTPもお休み、早起きして錦糸町に出かけました。

ウディ・アレン監督の「カフェ・ソサエティ」、やっぱり映画館で観てよかった、人がどうしようもなく恋する氣持ちと、その人をずっと何年も思う表情が見られただけでも。ところどころで大笑いして、平日・朝イチの映画を楽しみました。


隣町の亀戸まで歩いて、亀戸餃子を食べます。隔週で録画してまで観ている、正直さんぽであまりにも美味しそうだったので。席に着くといきなり、餃子が出てきます。食べ終わるともう一皿ずつ出てきます。それも食べ終わると、注文を聞かれます。どうやら、餃子しかない店らしい、そしてひとり2皿は必須らしい。その軽さ、ひとつ食べるとまた次が食べたくなる、エンドレスな餃子、こんな店が近所にあったらいいね〜と言い合いました。


亀戸神社。都会のある程度限定された敷地の中に複雑な庭、橋、小道、これも正直さんぽ。

牛の足元には、梅が供えられていました。

高架下をくぐって。

ここで、体力の限界、熱中症のような症状が出て倒れ込むように駅前のチェーン店に入って、アイスコーヒーを飲みます。TPは私が行きたいと言っていたお店(それも正直さんぽ)を探しに、ひとりで歩き回ってくれている様子、ひとりエクセシオールで、こんなに体力が落ちて悲しい、でも少しずつ歩いて体力を復活させたい、消化も悪いから食欲もないし、水を飲んでもすっきりしない身体を砂袋を引きずるように椅子に座って、じっくりと自分と向き合います。

30分ほどしてTPが戻ってきました。

見つけたよ!お陰で俺、亀有・・じゃない、亀・・いど?に詳しくなったわ。TPは亀戸、という街の名前がなかなか馴染まないのか何度も亀有・・・じゃない亀・・・と言っていたっけ。何度かは亀梨とか言っていますが、スルーしておきます。

私がどうしても行きたかったのは、味噌専門店。何種類もの味噌を楊枝の頭で試食させてもらえて、イートインスペースでお味噌汁もいただけるお店。何より、全国から集められた色んなおいしいものが何百種類も並んでいる景色は、もしかしたらここが天国?と思えるほどのお店でした。

汗だくで探してきてくれたTPに心から感謝しつつ、でも体調が悪くて口を利けないのが申し訳なくて、ヨタヨタとおばあさんのような足取りで味噌を3種類買って、おいしそうなお酢も買って帰ります。帰り道は各駅停車の電車に乗ります。ぐったりと、でも、来てよかった、本当に楽しい一日だったね、そう言いました。