通り抜けられる坂

朝、1時間前におつとめさき近くの駅についてスタバに入って、あーあ今日も不機嫌なひとと一緒か、嫌だなーと思っていると、キンドル君で試しに検索したばななちゃんの新刊本が見つかりました。

すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1 。何だ!いつの間に発売されていたのか!うれしくてうれしくて、不機嫌なひとがひとり職場にいるくらいで何さ!と元氣が出てきました。うれしくて、わたしの道を歩いてお地蔵様に「ありがとうございます」と頭を下げて出勤。介護施設に入っているらしいご両親のお見舞いでお休みをとっていた親分が久しぶりに出社されていたので「(親分!)おはようございます!お休み、どうでした?」と犬のように尻尾を振って話しかけます。

休みって言ってもね〜、両親の話しをふーんとかへーとか言って聞いてるだけだったからねー、ほら何度でも同じこと言うじゃない?だから駅から家まで帰る5分とかで電話しちゃう、あ、もう家着いたからまたねって。忙しいときに電話がかかってきたら、ちょっと今忙しいからって切っちゃう。

さすが親分は、さっぱりしていらっしゃるなあ。それに引きかえ私は・・・今日も不機嫌なひとが睨みつけるように出社してきたので子リスのように背中を丸めて震えているだけ。

今日はちょっと作戦変更で、お昼行ってきまーす!と元氣キャラでひとりで職場を飛び出して、ひとりで歩き回ってみます。やっぱり散歩は楽しいわ〜。いい坂を見つけたので、たまたまデモ隊の警備なのか近くに立っていたお巡りさんに「ここ、通り抜けられますかね」と尋ねると「さぁ、自分、この辺初めてなんで。でも上からたくさんひとが降りてきてたんで、通り抜けられると思いますよ」とのこと。じゃ、行ってみます!と手を振って通り抜けた上り坂。好きな道がまた見つかって良かった。とらわれまい、とらわれまい。ナムナム。

夜、酒屋の前かけをつけて家事をしていると、ピンポンが鳴ったので出ました。ニチガスの営業のひとでした。ドアを開けた瞬間「あっ、ここ、お店でした?」と言われました。お店か〜。何か私にできる自営業ってないかしら。頭をひねってみましょう。