絶対あさり

どうしておつとめさきに行きたくないかと言うと、やっぱり不機嫌なひとのことを考えると恐ろしくなるからです。それがずっと毎日続くので、ほとんど心は泣いています。このところなるべく接点を持たないように過ごしてきたけれど、そうするとますます不機嫌は増えているようにも思う。周りに不機嫌を分散したくないので、ときどきケロッとして話しかけたり話しかけられたりもするけれど、それも嫌だ、もう不機嫌の理由すら知りたくないのに。

今日は不機嫌なひとが先日の説明会で最初から最後まで爆睡していた提出物の〆切日。不機嫌さんは、さっぱりわからない!どことどこを記入すればいいの?不機嫌マックス。全部書くんだよ、そう教えると、2個所だけで良いって言ってませんでしたっけ?そう?私は全部って聞いたよ。

まだ20代のころ、職場の女性たちに真後ろでさんざん私の悪口大会を言われた日、泣きはらした顔で翌日出社すると、そんな暗い顔されたらこっちまで暗い氣分になる!とさらに怒鳴られたっけ。そんなことも思い出して、不機嫌なひとにどう接したら良いか、いつもご機嫌なひとでいたいのにな、とか色々と考えるところが余計になめられるんだろうか。人生って、奥深いわ!

友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」

友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」

友情 平尾誠二山中伸弥「最後の一年」。山中教授の話し方が好きなのでテレビを録画したりして見たりしていますが、この本には、どんな心境でも没頭するほどの輝きが詰まっていました。胸をいっぱいにしながら電車で読んで「こういうひとになりたい」平尾さんと山中さんのような、伸び伸びした性格になりたいと願いました。

晩ごはんは鍋。魚屋のおじさんが「鍋にはね、絶対あさり。あさりを入れると美味しくなるよ〜」と別のお客さんに言うのが聞こえたのですぐにあさりを掴んでかごに入れます。確かに、普通の鍋にあさりを入れただけで、ウマ〜!となりました。