未来世紀

出勤のお供に図書館で借りた銀色夏生本。

都会で通り掛かるときにお楽しみのひとつだった龍角散のビル広告が、すっかりサイネージとか言うのでしょうか?とにかく未来世紀ブラジル化が止まらないし、そこに合わせに行っている感じ。街中が、動画、動画、動画!

異動先の部署のひとたちは、おとなしくて優しい、でも突然異動してきた第三者を目の端で気にはしてくれている。つまり、私はそういう人たちがとても好き。今日も私が会議のために「行ってきまーす」と席を立つと「はーい」と答えてくれて、エレベーターに乗ろうとして、あれ?間違えたと思ってすごすごと戻り「間違えた、会議室じゃなくてデスクでオンラインミーティングだった」と言うと、全員が笑ってくれます。キューン。

スンドゥブチゲも私の味方。そして元同僚は、退職日の調整に入りだしたとのこと、元上司は「◯◯さんを失いたくない、私も動きます」と別ルートの上の上の上の方のひとたちに掛け合うとのこと。アイツさえ居なければ、と今日も女王の椅子に座っているオバさんのことを恨んで、睨みつけるだけ(嘘。チラッと見ただけ)。悪役。みんなの脇役。

それでも、ガッツリ凹みながら、乗り換えの駅で無印に寄って、ゴム手袋を買います。私はここ15年ほど、マリーゴールドの赤いゴム手袋をまとめてオンライン注文してずっと使い続けていましたが、無印は左右兼用なので破れても取り替えできて便利かなと思って。私はゴム手袋なしには皿一枚洗えない(嘘)。ところで無印のお弁当が750円と書いてあるので正気?売る気あるのか?と思ったりします。せめて600円がいいとこでしょう?

家に帰ると平日休みだったTPが、お土産としてドーナツを買ってきてくれました。「門も食べり、どれがいい?」甘いものは全く好きじゃないけれど、今日は甘いものが必要かも知れない。

晩ごはんは「豆ごはん」!その美味しいこと!スーパーで売ってあったグリーンピースを、いつも通りに炊くごはんに、塩と一緒に入れるだけで、魔法がかかったように美味しいごはんが出来上がります。子どもの頃、母の作る豆ごはんは、当たり外れがあり10回のうち1回くらいしかおいしいと思えなかったけれど、今では炊飯の水は増量せずに、普通に炊くことが重要だなとコツがつかめました。私は、ごはんは固めが好き。祖母も父もそうでした。