生きよう

今日も出勤。もう異動してからはなし崩し的に在宅勤務はなくなったのです。それはそれで。今日、やっぱり元同じチームのバラバラに配属された元チームメイトから「やっぱりワンオペ無理」と報告をもらって、慌てて元上司と駆けつけます。これまで2.5人でやっていたことを1人でやれだなんて、どう考えても無理だし何のモチベーションもない、確認することがたくさんあるのに確認の時間もないとのこと。そりゃそうです。上の上の上の方のひとに、上のひとがもう一度上げてみるらしい、とのことだけれど、私も元上司も同じことをして撃沈しているので、本当にもう無理かも知れない。

 

私も私で、異動先で新しい任務が始まります。お客さんとのやりとりがラインだと言うので、携帯もスマホも持っていないと言うと、若い子たちから悲鳴に近い声が上がって「本当ですか?」「地図とかどうしてるんですか!」「ペイペイは!?」「日本でスマホ持ってないの、◯◯さん(私の名字)ひとりだけじゃないですかっ!」と誰もが目をひん剥いて、尊敬の眼差しで私のことを見ます(嘘)。「地図はグーグルマップで」「クレジットカードで支払う」「旦那さんもスマホ持っていなくて」何でですか何でですかと質問してくれるのも可愛らしくて。それでもラインでしか連絡つかない人たちが多いようで、どうしましょうかね、また来週考えようとなります。そんなことより定常業務で、パツパツだから!!

コツコツと藤野千夜を。このひとは、辛いとか苦しいとか書かずにこちらがキュンとなったりギューッとなったりするような文章を書く、それでいて物語の中に風が吹いている、乙女もあるものだから、いつも読み終わると、生きよう、そう思います。すでに生きているのに、生きようと思うのが不思議。

晩ごはんは鶏手羽とカブのスープです。ごはんを炊くのが面倒になったから残りご飯をおじやにして倍増する作戦です。