うっかり

朝、TPと一緒に通勤。朝ごはんをドトールで食べようと歩いているとTPが「あの二人、絶対ドトールやけん抜くぞ」と早歩きのさらに早い感じで歩いて老女二人組を抜かします。「とにかく、注文が長ーいんよ、こないだえらい目に会った」とのこと。

 

自分たちの注文を済ませてテーブルからレジを眺めてみると、老女二人組来店。(本当にドトールに来たね)と目配せで会話して、しばらくおしゃべりなどしているとTPが目配せしてアゴをクイッとするので振り返ると、何とまあ老女二人組はまだレジに居て、後ろには数人の行列ができています。6〜7分は経っているんじゃないか知らん?

 

すごいね、抜かしてよかったね、とおしゃべり。老女二人組は私たちの隣に座ってくれて「あら美味しい」とモーニングのパンを2人で半分こしています。ドリンクは二人とも抹茶ラテ。私は、おばあさんになって注文が遅くなっても、こうしてモーニングに一緒に行ける間柄のひとがいることは何と幸せなことだろうと感激します。

 

さて、今日も労働者は労働のために出勤し、新上司とも軽く打ち合わせをして。新上司が気を遣ってくれたのか「お弁当持ってきてます?」とランチに誘ってくれます。素敵な和定食屋さんで、急な異動を私も知らなかったと教えてくれるので、私の天敵(パワハラババア)について、あいつのせいとばかりに悪口をたっぷり言って。「私はそんな気力はもうない。職場は淡々と働いて、ただお給料もらうだけのとこ」とか言うので、格好いい〜と答えます。「私もそうなりたい」。そこから、珍しく休みの日は何をしてるんですか?などと質問をされ(普段、あまり休日のことなど質問されていなかったんだな)、あれこれおしゃべりして「団体行動が苦手。ボーリングとか大っ嫌い」と言うと、「私も!ボーリング大っ嫌い。ダーツも大っ嫌い!ビリヤードも!」と即答するので笑います。

 

異動しても、ちょっと良いことがあるかもしれないな。

晩ごはんはうっかり、鶏肩肉の唐揚げです。2日連続で、うっかり。