太郎タローTARO

monna88882008-09-20

昨日の深夜1時、ファックスが届きました。日曜日、池袋文芸坐に、成瀬特集を観に行きませんかと。どうして深夜1時にFAXしようと思ったのだろうか。今夜か明日の朝9時までにお返事下さい、とあります。


今朝、早く起きてしまいました。そこで岡本太郎美術館の、太郎が見た韓国展へ出掛けました。RKちゃんが送ってくれたチケット、教えてもらったお店でランチするのも大きな目的のひとつです。
 http://www.hickory.co.jp/ 
ヒッコリーファーム・・・初めて連れて行ってもらった時、あの住宅街の中に優しい光に包まれて、温かく、子供も走り回って、完全な味のピザ、ドリア、サラダ、そしてパンプキンパイ。ずっとその味を舌が忘れていません。今日は、2回目です。長居させてくれる味です。


岡本太郎の絵、近くで見る。遠くから見る。離れた後、振り返って見る。全部違う絵に見えるんです。そして、やっぱり太郎さんは亡くなったんだな、と思うのが絵の具がカラカラになっていること、少し剥げそうになっていることです。写真は、私が初めて太郎さんを大きく意識した絵、「傷ましき腕」です。顔を一切描いていないのが特徴です。猫娘のようなリボン。痛ましい感情を表現した後、どんどん新しい道へ進んで行った太郎さん。太郎年表コーナーの、覗き窓から作品群の写真を、何十分も眺めました。うねりに圧倒されます。


韓国を映した写真も、完全なる構図、どうしたとかいな?一眼レフを使いこなすって、こんなに出来ること?まっすぐな眼で、絵をたくさん感じたいと思いました。