最後まで読めない本

朝、ラジオで今場所の相撲はよく入っている、朝青龍の引退を観たい人が多いからか?と言っていました。わたしもそのひとり。


心の家を求めて―“デブ・ブス・バカ”と呼ばれた少女時代の追憶

心の家を求めて―“デブ・ブス・バカ”と呼ばれた少女時代の追憶

図書館で借りました。大きなことを成し遂げた人が、同時に誰よりも心のヒダが多いとは、励まされます。考えられる限りの厳しい現実、どんなに不幸でも自分をヒロイン化、美化していない人だからこそ、はじかれた少年少女を世話する施設を運営できているのでしょうか。


つぐない [DVD]

つぐない [DVD]

映画は何だかわざとらしいような、キーラちゃんの決め顔が多すぎるのか、長回しが鼻につくのか、集中できずに残念でした。しかし、きっと小説はさぞかし面白かろう、という筋の運びでした。イアン・マキューアンの本は、1冊読み始めて、鼻血が出るほど面白いのに、急に読むのを止めていました。ドストエフスキーの本も、同じ現象が起こります。「罪と罰」なんて、冒頭の100ページばかり、5回は読みました。ふしぎ。


今朝、お堀に氷が張っていました。石を投げたくてウズウズしました。