完璧な世界

monna88882011-04-02

土曜日の朝。うっすらと目を開けるとTPが起きていました。珍しい!これからすぐ映画に行ける?とのことでソフィア・コッポラの「SOMEWHERE」を観に行きました。うんざりするほどのワンカット、長いシーン、それがだんだんとボディーブローのように効いて来ます。夢中になって観ました。何と優しい映画。ハリウッドに振り回されている設定の主人公、ダコタファニングの妹だという清潔な少女が娘役、久しぶりに現代のカサヴェテス魂に出会いました。賛否が別れるであろう、映画。私はドップリと賛です。この監督の不思議な孤独感、映画館で観たときよりも何故か、後から湧き上がってくる感情で味方になりたくなる女性です。



TPのサプライズ?映画の後に岡美へ。ヒッコリーファームでお腹いっぱい、家でトンカツ


映画を観終わってジーンとしているとき、TPがRCからもらった岡美のチケットを出しました。私が最初に誘ったときは行きたくないと言っていたのに、今日は何故かそういうタイミングだったのか、私がひとりで行くつもりだったのに付き合ってくれたのか。電車に乗って美術館へ行って、太郎さんの立体作品に心を打たれながら、若手?の人たちの作品をたーーっぷりと味わいました。「パーフェクトワールド」とラインマーカーの作品に出会えた!パーフェクトワールドは女子高生が富士山に出会っている絵。女子高生たちも色んなグループがあったり、個人が確率している人がいたりと、本当に完璧な世界。身の回りのものにラインを引いた作品も、最後にTPの指摘で影まで描いてあったのかと知ると、違うものに見える。充電完了しました。鳴らない携帯の充電は何故か切れました。