リトルボコボコ

monna88882011-09-19

タイへ旅行に行くと決まってから、私がずーっと逡巡し続けてきたこと、それはお茶のためのお湯をどうやって沸かすか、です。朝スケボーが日課のD君は、だいたいお湯は手に入りますよ、無ければ宿の人に言えばいいんっすよ、と教えてくれたものの、私は好きなときにたっぷりお湯を沸かして、お茶を入れて飲みたい。この貴重な連休を、海外でお湯を沸かすための道具についてネットで検索することに費やしていました。


リトルボコボコ、POKOPOKOではなく、BOKOBOKOのボコです。TPとハンズへ行って買ってきました。はじめはインドに行ったときに重宝した電熱コイルを現地で買うつもりでした。しかし検索すればするほど、タイにはあまり電熱コイルが売っていない、売っていたとしてもドイツ製の方が長持ちする、使っているうちにビリビリと漏電するしすぐ壊れるとのこと。探すだけでも時間がかかるし、電圧が異なる地域では使えないとなると・・・それでグルグルグルグルと検索を重ねた結果の、ボコボコ。


家に帰って使ってみると、深さのあるカップでは上半分しか沸騰しない。そして金属はダメとのこと、それでもステンレス水筒で試して、途中で上下を回転させて、またリトルボコボコを3回。ようやく水筒全体が熱々になりました。こうなったらもう旅行用の小さな電氣湯沸かし器しかない?それは場所を取るので敬遠していました。煮沸に重きを置くなら、電氣ポットの方、でも重たくなるし。リトルボコボコはカップ1杯分の水を熱くするのには最適です。


格安チケットの乗り継ぎで、バンコクに入ってからそのままチェンマイへ移動することにしました。エアアジアのチケットを予約するのに2時間。ネットで予約って難しいわ。それでも日本語で案内されているのに旅行会社の3分の1の料金。夜、下関のばあちゃんから届いた荷物に、2万円が入っていました。旅行のお小遣いにとのこと。ジワーっと涙が浮き上がります。ばあちゃん、優しいな。思ってもみなかった。ゴローさんからもらった泥付きのお札のように、使うことはできないかも知れません。