久しぶりに弁当を作って出勤しました。鮭のつけ焼き、ポテトサラダ、油揚げの煮物、キャベツ千切り。普段は手ぶらで通勤しているので、弁当一個でも満員電車で隣の人の肩とか腰に当たるのが申し訳ないような氣持ち。お仕事がギュウギュウなので仕事の机で食べるお手製のお弁当は、自作自演のようで少し恥ずかしくなります。もっと自然に弁当を作る人になりたい。下関の祖母が何度も作ってくれた弁当は、私にとって最高でした。俵型にむすんだおむすびには、とろろ昆布と、わかめふりかけをかけて。カマボコやチクワを切っただけの練り物コーナーがあって、カリッと焼いたイワシ丸干しが並んでいて、ぎっしりと卵焼きがあって、フキの煮物が必ずあったっけ。おそうざいを買ったりもらったりするときの四角い使い捨ての容器を取っておいて、お弁当を作るときはそれを使っていました。お花見やピクニック、日帰り温泉旅行に何度も連れて行ってくれた祖母と祖父のように、自然にお弁当を作る人になりたい！
