廃棄物の持ち込み

あれほど「冷凍庫が空になるまでは、何も買わんでがんばろうね」と言っておいたのに、母は夕べ、私を飲み会に送って行った後でどこかに寄って塩パンを買って帰ったらしい。朝ごはんは、塩パンと冷凍庫から取り出したキンパです。キンパを口に入れた瞬間、あまりのまずさに吐き出します。解凍の仕方が悪かったのか、砂を噛んでいるような味。母と大笑い。

さぁ、今日は在宅勤務も無い、思いっきり掃除できる日。すでに廃棄するものが段ボールにたっぷり溜まって来たので、清掃工場に電話して、持ち込みを予約します。

ぎゅうぎゅう!私の今回の作戦は、ゴミ捨てではなく掃除です。それが掃除をしているだけで、母はきれいになった空間に「それは捨てていい」「何ねそれは、誰が買ったんね」などと不要なものが出てきたのです。

母の運転する軽自動車いっぱい詰め込んで、清掃工場に持ち込んで、次々と投げ捨てます。「今までありがとう、ごめんね。成仏してください」と手を合わせます。

家に帰ってからも、休憩を挟みながら掃除、片付け。これまで出窓にあった父の仏壇を、和室に移します。母は、重たい荷物を一緒に持つと必ず笑いが止まらなくなるので困ります。私も同じだけれど。晩ごはんは冷凍庫にある肉と冷凍食品のナスの素揚げを使ってすき焼き。(玉子、いきなり2個・・・こういうところが母。何でも多すぎる)明日は、弟が予約してくれた別府旅行。その前にTPの実家にも寄りましょう。TPが大分に電話すると、話しが通じなかったそう。確かに電話してみるとTPママはTPパパから何か言われているのか、私たちが泊まる宿などを尋ねられます。簡単に荷造りをして「また明日ねー」。母は「あら?足が上がらん。どうしたんやろう」と階段を上がるだけでも自分の足を持ち上げながら上がって行きます。そういうことをリアルに現状として見るだけでも、思い切って帰省して良かった、そう思います。