ラクうまごはん

職場で手配してもらって、初回8時半の受付を予約して、健康診断へ行きました。地下鉄に乗って、30分前に到着です。この頃ずっと早起きしているから、何でも早め早めに動くのが今の流行。30分前に到着してもビックリ、すでに受付は始まっていて、あたしは10番目くらい。早めタイプの人の中でも、さらに早めの人がいたなんて。早めタイプの先輩、そう心でそっと呼びかけます。

着替えを済ませて、雑誌を読みながら待合室でじーっと待ちます。女性専用の健診所は、女性だらけ。色んな女性がいるものだなあ。血圧を計って、血を抜かれて、聴力検査、視力検査、体重身長測定、バリウムを飲まされてゴロゴロと転がって、転がって転がって、転がって写真を撮られて、お腹をギューッと押されて、胸丸出しで心臓の音を聞かれて、最後はお尻の穴に指まで入れられて驚きます。都会の真ん中で自分の身体の状態を数字にするためにこんな目に合うなんて。視力両目とも1.2、今までは確信を持って右、左、上、下と選んでいたのに今回は当てずっぽうで選んだっけ。遠くのお山を見て、視力を保たねば!

ちょっと面白い本屋さん、新宿の洋服関係の専門学校にあるブックファーストで、おすすめされていた本やおすすめされていない本を買います。買いたくても我慢した本や、氣になるけどこらえた本たちを振り切るように。お会計は7000円弱。レジで支払う瞬間に、毎月、1万円は本代に使っていいことにしようか!と誰かがささやいています。そうよ、あたしは洋服だって滅多に買わないし、バッグも靴も買わない、それなら本だけは1万円分買ったっていいじゃん!うっとりとそう考えてみました。お給料が出たら、ブックファーストに言って1万円分の本を買う。そんな計画的な人生を送ってみたくなります。

血液検査の結果はその場で出ました。血中の中性脂肪が高いとのこと。なので晩ごはんは、ニラをゆでて豚肉とポン酢で和えたり、ごぼうを煮たり、韓国海苔を添えたりします。ブックファーストで買った本が早速参考になりました。

ノック・ノック。キアヌ・リーブスが、ギャルからひどい目に合う映画らしいとTPが借りてきてくれたDVDは、キアヌ逃げて!と声に出して言ってしまうようなドキドキ映画でした。時計じかけのオレンジのギャル版と、ホームアローンのおじさん版の中間のような映画。深夜に観始めたら止まらないタイプのDVDです。

これだけで、ラクうまごはん―よくばらない。やり過ぎない。

これだけで、ラクうまごはん―よくばらない。やり過ぎない。

これだけで、ラクうまごはん―よくばらない。やり過ぎない。これまでの本と重なっているところはさらに進化して、ごはんをおいしく、野菜もたっぷり食べよう、そんな氣にさせてくれる料理本です。すてき!