どうしてでしょう?この頃、TPも水曜日が平日休みになることが多いようです。昼から、傘をさして新宿御苑の方に歩いて行きました。TPが前からどうしても行ってみたいと言っていたお店で、豚肉のハンバーグを食べます。
デミグラスソース・・・
クリームマスタードソース・・・
ランチは1000円(TPのブラックペッパートッピングは+100円)。どういうわけか、楽しい味、ワクワクするレストラン。TPは温泉卵に卵の殻が入っていたので、凹んでいましたが。それにしても贅沢だったわ、いいランチを食べた後は、歩きましょう。世間の片隅で細々生きる私たちは靴底を減らして歩くのがまた贅沢。ウキウキと先日購入した年間パスポートを手に、新宿御苑散歩。年間パスポートは2000円、1回200円の入場料の元を取るために最低でも10回は行かねばなるまい、その10分の2回めです。
今日も温室のパキラの実は、ポコポコとたくさんなっています。あれは一体、これからどうなるんだろう?食べられるんだろうか?中身が弾けるタイプだろうか?時々、観察しに来ねば。
しとしと雨の中の公園散歩も、なかなか良いものです。ザーザー降りではないので、足元がビシャビシャにならないのが良い。海外からの旅行者がたくさん、誰もが小糠雨に濡れる木々を観てうっとりしているように見えました。
また千駄ヶ谷の出口から出て、てくてくと歩いて、神宮、勢揃坂、青山、表参道、原宿と歩いて、歩き回って、地下鉄に乗って帰ります。最後の方なんて歩きすぎてくたびれて、ぐったりして口も利けないほど。それでも、財布の中には新宿御苑の年間パスポートがあると思うと、まるで自分の庭ができたようで、世界が広がるような、ものすごく贅沢な暮らしをしているような錯覚、いえ実感が。新宿御苑は、こっからあそこまで、あたしのもんだ!と言いたくなるような殿様氣分を得ることができます。パスポートを持っている人たちの多くが、そんな氣分なのか知らん?嬉しい。

- 作者: 大瀧純子
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