港区新宿区、練り歩き

平日の定休日。RCと地下鉄の駅を上がったところで待ち合わせて、豊川稲荷東京別院へ行きます。お互い上京して20年以上になるかしら?年に一度くらいしか会わないときもあったかも知れない。この頃、会う回数が増えました。こういう友人関係ってのもあるんだな。靴を脱いで奥の院に上がって静かに祈ります。決して神様に依存しているわけじゃなく、ちょっとだけミーハーな氣持ちで、神様がもしいるのなら会いたいみたいな、単純に散歩コースとして最高の場所、ここに来ると自分ひとりで背負っているものを下ろせるような、身軽になるような氣がするのが不思議。それでも、今年お願いしたことが全部解決したので、普通に「神様ありがとうございます!」と言いたいだけのことです。

お土産物屋さん兼食堂で「こちらがキムタクがいつも買うお稲荷ですか?」と店主に尋ねたところ「キムタクは隣り。ウチはキングアンドプリンセス」と教えてもらいます。なのでキムタクとキンプリが買うというおいなりさんを両方買って食べ比べが楽しみ。境内のベンチに座って、おしゃべり。


赤坂を抜けて六本木の方までひたすら歩きながらおしゃべり。RCと一緒に行きたかった、最高のレストランでランチを食べます。

いつもはお肉かお魚のランチを選びますが、今日はポトフにしてみます。今日もサラダがおいしいし、ポトフの味は優しい。この最高のレストランでランチを食べると必ず、心の中の幸せ成分が増えるのです。しあわせ〜。どうしてだろう?ちゃんと支払ったお金の分、それ以上に何かをもらえるお店。

さ、今日もいいお天氣、まだまだ歩きましょう。RCが好きな狸穴坂を下って、変なビルがあるねと写真を撮って。それにしても今日は、RCに私が働く職場のビルを思いがけず見てもらえてヨカッタ、こんな田舎の山猿が、RCいわく「ヒルズ族(死語?)」が働くようなビルに吸い込まれて、それでも山猿精神を失わずに(人間になれずに)、山猿として尊重してもらいながら働けていること(私の将来の夢はサザエさんだったから、会社で働きたいだなんて一瞬も思ったことがないのに!)、「このビル?」と知ってもらえただけでも、ジワッと泣きそうになります。最初に、20歳になったばかりの頃に出会った頃から同じ、いつも出し惜しみ無く接してくれて、こちらの出し惜しみ無く放出するものをまるっと受け止めてくれるRCに。

おまわりさんに道を教えてもらいながら有栖川記念公園へ。

鴨が池の中の小島で休んでいます。


青山に出て、通りすがりの雑貨屋ですてきな鳥かごを見て。


思いがけずRCの前の職場の前を通って、RCがどうもお世話になりましたと心でお礼を言って、銀杏並木。


誰もがしあわせそうにしているので、胸を打たれます。

国立新競技場、工事のひとたちご苦労さまです。

国立新競技場前の出版社に、本が読める喫茶店がありました。

その出版社の本を読み放題、またいつか来たい。また新宿まで歩いて。今日はどれくらい歩いたんだろう?朝の待ち合わせからずーーーーっっと歩いていました。歩きながらずーーーっとおしゃべりしていました。

家に帰って、キムタクとキンプリを食べ比べ、キムタクの方が甘くて小粒、キンプリはひじき入りの五目稲荷。ご利益ありそうです。ところでキンプリって誰?