「午前１１時、赤坂見附駅で」RCと待ち合わせて、またまた豊川稲荷東京別院へ行きます。私は仕事で使っているパソコンを持参して「どうか神さま荼枳尼天さま、私が今関わっているプロジェクトが無事、終わりますように。そしてリリース後は何の問題もなく、安定運用できますように」と本氣でお願いします。
数々のひとたちが関わっていて、私も残業祭りで何とか進めているものの、そもそも時間が足りなさすぎる、内容が複雑過ぎる、おおごとなのにおおごとだと受け止めてくれていないひとたちが多すぎるという理由で、最後の最後でポンッと発車できないのです。
銀杏舞い散るベンチでたっぷりお喋りして、歩いて神宮外苑の銀杏並木まで、また歩いて千駄ヶ谷へ、お蕎麦屋さんでおかめ蕎麦を食べてまた歩いて北参道、そして新宿へ。
ＲＣが初の個展のためにギャラリーを借りたけれど作品が足りないかも、みんな作品が無いなら空間多めでもいいと言っている的なことを言うので私は思わず「ずっと個展したいって言いよったやない、今だけがんばって、全部を出して」的な励ましを、熱を込めて言います。何だかウケる。でも本氣。やるとやらないとじゃ大違い。なぜそう言ったのか考えてみると、今の自分がまさにそういうがんばり命の状況だからってことです。
晩ごはんは、豊川稲荷東京別院で買ったおいなり二種（キムタクとキンプリそれぞれ５つずつ）と、冷蔵庫の野菜室にあるものだけで作った春雨スープです。励ましなんて何の意味も無いし必要ない。でもきっと励ましたいのです。
