古伊万里を見に行く

「12/1(日)6.00〜古伊万里を見に行く」Kさんと数ヶ月前に約束して、本当に朝の6時、新井薬師前駅のホームで待ち合わせて、本当に新井薬師に行きました。

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冬はつとめて。

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まだ日が無い真っ暗な中、露天の準備をしているおじさんからも「あんたたち、どこから来たの?早いね」と驚かれたって全然氣にしない。Kさんは前回、「美の壺」で古伊万里の回を観た翌朝、ここに来たそう。その勢いを私ももらって、古伊万里を探しに来ることのできるしあわせ。

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※デヂカメ故障したので写真はKさんに後で送ってもらった

 

まだ日が上がっていないから、何が何やら、どんな柄やらわからないながらも真剣に古伊万里を見て、ようよう明けて行くと今度は柄じゃなくて手触りや重さで「本当に使うかどうか」を自分自身に問いかけます。

 

そば猪口のことを今日まで、一度も買おうと思ったことも無かったのに、店のおじさんが丁寧に説明してくれて、裏返した高台で江戸の前期、中期、後期の見極めもできるようになった頃、すっかり「そば猪口買いたい」のひとに生まれ変わっています。

 

「そば猪口は、入り口としては一番いいよ、見極めやすいから」とのこと。ひとつ3500円のところ、2つで5500円にしてもらって、江戸後期のそば猪口を連れて帰ります。喫茶店でたっぷりお喋りして、まだ朝の9時に駅で別れて。セブンイレブンで蕎麦の乾麺を買って帰ってまだ寝ていたTPに「昼ごはんは蕎麦ね」と言って、そのまま眠ります。私は早朝6時に待ち合わせて午前中に解散するような友だちがいてうれしい。

 

起きたらもう2時。買って帰ったばかりのそば猪口でざるそばを食べて、TPと新宿へ散歩に出かけます。帰宅するとどういうわけかTPは、自分の洋服コーナーの整理を始めています。大量に、若い頃の洋服やら絶対着ないであろう洋服を捨てている。いひひ、捨てられない性格のTPにしては、がんばったっちゃない?