Human Space , Time and Human

3連休初日。夕べ作っておいた玉子チャーハンを食べて、TPと映画館へ。「人間の時間キム・ギドク監督の新作、もうキム・ギドクの新作を観ることはあきらめかけていたけれど、TPいわく粘り強く検索をし続けていたらしい、グッジョブ!

 

まず驚いたことは、グンちゃんファンのお姉さま方が大勢、いらしていること。ポスターの前で記念撮影などして、とても賑わっています。そしてパンフレットがどんどん売れていますし、皆さんマスクをしていらっしゃいます。(どこで買っているんだろう?備蓄していたのかしら)

 

「人間の時間」いよいよ始まって、今回もセリフのダサさ(褒め言葉)に打たれながら、すぐに映画の世界にどっぷり。キム・ギドクはまた、すごいことを描いた、新しいことを、そして細かいシーンほど胸が躍る、私はキム・ギドク映画を生活として受け止めて、憧れているんだとハッキリわかります。一方、いつものように愛ある残虐シーンもちらほら。映画が終わるとTPは腹を抱えて笑っています。「やりやがったな、キム・ギドク。グンちゃんファンのひとたち・・・どんな想いで」シーッと指を口に当てます。いいじゃないの、たとえポッチャリグンちゃんだって、お姉さま方はこの映画を共有する時間が嬉しいんだろうから。それにしてもグンちゃんの演技力に時々目を見張ります、さすが。そしてオダギリジョーの男氣に打たれます(この役、いいとこナシ!)。

 

高島屋デパートの中村屋でカレーランチ。値段と食材が見合っていないのはお家賃が高いからでしょう。もう行かなくていいかもな。13階からエスカレーターで降りがてら覗いたアウトドアショップで、私が熱心に「旅行時の、街歩き用折りたたみリュックサック」を探しているとTPが「本当に、門ちゃんて旅行のことしか考えてないっちゃね、こんなご時世なのに」とか言っちゃってます。そう、私は旅行の予定が無いときだっていつでも、いかに旅行先で最小限の荷物で快適に過ごせるか、街歩きできるかだけを考えながら生きています。3連休だもの。晩ごはんは、豚肉とキクラゲ、ピーマンを細切りにして炒めたものをソース味にします。青椒肉絲のピーマン版みたいなイメージで。それでもやっぱり、私はまだカラマリを食べたいです。

たまご他5篇 光用千春作品集 (ビッグコミックススペシャル)
 

Kindle君にAmazonで買ってダウンロードしたマンガを読みます。シャイな世界。はっきりと、この著者のマンガは全部読みたいと思います。ファンなのかも知れませんし、シンプルな線の世界に憧れているのかも知れません。