TPが映画行こうと言うので早起きして出かけます。
早く着いたらまだ映画館が開いていなかったので住宅街を散歩します。
ものすごいお金持ちと思われる住宅街で、このあたりのひとに私は一生お呼ばれしないし一緒関わりを持たなさそうな人生だなとしみじみ思ってみたりします。もしお呼ばれしたら穴の空いた靴下を赤い刺繍糸で塞いだようなものは捨てて新品の靴下履いて行こう!
ところで、映画はどういうわけか前売り券が発売されておらず久々の正規料金1800円、大金じゃん!
お見事!3本のオムニバスで、全部胸ぐらを掴まれるように見ますが、とりわけ3本め、主役の2人が揃った瞬間からその世界が好きで好きで、好きすぎて涙が出ます。映画が終わってTPが「門、3本め大好きな世界やったろ?始まった瞬間に『あ、これ門が好きそう』って確信した」とのこと。私はわかりやすさ、素直さが最大の長所であり美点だと自分で思っているので、ちょっと嬉しい。あまりにも嬉しいので何度も思い出すのは、職場の上司が「わかりやすいのがいい。不満な時は不満な表情をするのがいい」というようなことを褒めてくれて、ご本人にも何年も経ってからそのことをとても嬉しかったと伝えたほど、わかりやすい性格と周りに見えていることは最高に居心地が良いことです。
TPが一度下見?してくれた中華料理屋さんへ。
ザ、中華丼という味の中華丼。が、海鮮がちょっとくらい入っていてほしかった!
歩いて歩いて、歩いて帰ります。途中でポニーのいる公園に寄ってポニーに挨拶します。が、ブラッシング体験コーナーで私が先頭だったのに子どもたち優先でブラッシングさせてもらえなかったから頭に来ます。TP「門のやりたいことって、だいたい子どもたちとかぶるね」。ふん!
歩いて歩いて、途中で缶コーヒー買って植え込みに座って飲んで、また歩いて帰ります。途中で、珍しい高級海苔弁専門店があったので、どんな中身か写真だけでも見たいと言ってみると、写真のご用意は無いと言われてまた、ふん!と思っていると、TP「絶対、写真とか無さそうな店構えなのに、それでも尋ねるってところが門やね」。チャレンジ精神があっていいでしょう?悪くないでしょう?
悔しいので、
自分で理想的な海苔弁を作ってやりました。晩ごはんに。あー、美味しい。自分で作った理想的な海苔弁は、美味しいな!あの高級海苔弁より絶対にこっちの方が美味しいな、そう思いました。今日もよく歩きました。いい映画を観ると、歩くのがちっとも苦じゃなくなります。謎〜