乾いた高級海苔弁

あ、日常。コンビニで買ったおにぎりを頬張って、ほぼ突発的な業務だけをこなし、残業して、晩ごはんは高級海苔弁を買って帰ります。それにしても老眼鏡を忘れて外に出てしまったら、もう本もキンドルも読めない。私の目玉は私の心を置いてけぼりにしてどんどん先へ先へと突っ走って行きます。

残業ざんまいでしごとから帰ったTPは、せっせと何かの続きを書いています。海苔弁は、すっかり時間が経っていたようでパサパサで、ちっとも美味しくありませんでした。日常の中の非日常にしたくて金に物を言わせて買ったような弁当の、乾いた味ったら。そもそも高級海苔弁だったはずがここのところの物価上昇で当たり前の値段にもなっています。