夜中の水漏れ

職場の冷房問題。毎日、カーディガンを着込んで働いています。それが、まさかの、風邪!ろうどうをしていると喉が痛くなって、くしゃみが止まらなくなります。

あわててスンドゥブ。それでも、一度とりつかれた風邪菌は私を逃さない!やばい!午後からはあからさまにゴロゴロとした咳、おつとめさきのご近所デスクさんたちもちょっと嫌でしょう。はよ帰ろう。明日はRCと神社に行く予定だったのに、咳が止まらず熱も上がってきたのでキャンセルです。

 

TPにも風邪ひいた、と言って早々にベッドに入って丸くなります。すると夜中の12時過ぎ、TPの「うわー、何これ!」の声で目が覚めます。トイレタンクのパイプから水がビュービュー吹き出して天井に跳ね返って水浸しになっています。すぐにピンポンが鳴って、下の階のGさんが「水漏れてるよ」と尋ねて来ます。私は状況はわかっていても身体が動きません。TPは雑巾で水を吸い取ってバケツに絞っているよう、それでも追いつかないよう。ごめんねと思いながらベッドから起き上がれません。また下の階のGさんが来て「今やってるから、ごめん、こっちも必死でやってるから」とTPの声。ジャージャー漏れている水の音。すぐにGさんがまた来て「今やってるから、本当ごめん」のTPの声。さすがに私もわずかに残る体力を全開にして起き上がり、トイレにバスタオルを2枚投げ込んで、その隙きにTPはタオルとレジ袋とガムテープで水漏れ部分をぐるぐる巻に!それでも流れ続ける水、私はクリアファイルを持ってきて水をトイレタンクに誘導、ようやく落ち着いた!TPは大家さんに電話「アパート古いんで、老朽化しちゃって、今から水道屋さん呼ぶけどいいですか?請求はそちらで」と了承もらって、私はネットで検索して東京都指定の業者のコールセンターを調べ、TPは電話、その間もトイレタンクに水が流れ続ける音。

 

20分後、ぽっちゃりした男性が来てくれました。「あー、、」と古いタイプの和式のトイレに少し驚きながらも「止水栓。水止めてきます」とアパートの外に出ていきます。これで大丈夫だ。ベッドに寝転びます。パイプの継ぎ目のパッキンを交換するとの声、あっと言う間に終わる修理、念のため名刺をもらって料金を尋ねると1万5千円から2万円とのこと。ほっ。すべて終わると1時を過ぎています。TPは倒れ込むように眠ります。私は熱がカッカと上がり、明日は絶対に病院に行こう、そう決めます。