スーパーで買っておいた抹茶(伊藤園の、数百円のやつ、それしか売っていなかった)を、北海道の列車の中で地元の高校生たちの社内販売で買った白花豆プリンの空き容器に入れて、どこかで買っておいたミニミニスプーンも入れて、仕事しながら時々ポットのお湯で溶いて茶筅でシャカシャカして飲み干し(大河ドラマの影響だと思う)、戦に備えます。嵐のようなしごと。えいえいおー!結局、去年は一度も会えなかったKさんは、お茶のお稽古を続けているかな?とか思ったりします。手のひらに収まるほどの小さな瓶に、抹茶があってその中に収まる小さいスプーンがある、たったそれだけのことで、ものすごく豊かな氣持ちになったことがうれしい。とはいえ残業たっぷりだったから結局、晩ごはんは焼きそばです。もう、焼きそば屋さんになった方が良いかもというくらい焼きそばばっかりの日々です。
録画機復活の日
ちょっとは歩こう。TPと散歩へ。
韓国料理屋さんに入って、従業員の方のコート掛けらしき場所に、とても素敵な宇宙柄のコートがかかっているのを見かけて「あのコート、どなたのですか?どこで買ったか教えていただけますか?」と聞きたいけど聞けない、そればかりを考えながらキムチスンドゥプチゲを食べます。
珍しく、デザートも頼んでみます。まるごといちごの練乳詰めアイス?いちごをくり抜いて練乳を詰めて冷凍してあるやつ。肉のハナマサとかに業務用で売られていそうなもの。どこかで見つけたら買ってみたい。仕事の合間なんかに、冷凍庫を開けて、冷凍いちごアイスをひと粒取り出して口の中にぽんと放り込んで、また仕事する、みたいなイメージで。
本屋で、すってきーと思った本を買って帰ってすぐに読みます。読むだけで美人になれそうな本。そろそろ美人スイッチを点灯しないと本当にヤバい。ぶすまっしぐら。コロナを言い訳にして。
録画機が壊れたので、麒麟もリアルタイムで見るしかないと諦めつつ、それでも諦めきれず、ネットで検索して、裏のファンを爪楊枝でちょんと回してやると回復するとあったので試してみたところ、本当に我が家の録画機は復活した。
お陰で TPが録画しておいた映画を観ることができます。映画がどうこうじゃなく、録画機が復活したことがうれしくて、スキップしたくなります。とはいえ、はぁあ〜、明日もしごとか。ぎゅうぎゅうぎゅう、ぎゅぎゅっぎゅぎゅー。
受け身の人生
朝からボケーッと録画しているサワコの朝など見ていると突然「はっ」となって「私、ポノポノのオンライン講座に申し込んでいたのだった」と慌ててパソコンを開けます。うっかり。前半は終わっていたけれど後半に間に合ったので良かった、胸をなでおろして、このところの、怒涛のシゴトニンゲン人生に思いを馳せます。馳せたって何もないけれど、それもまたヨシ。
そして少しおしごと。
そんなことはさておき、サムギョプサルが食べたくてたまらなくなったので、晩ごはんはサムギョプサルです。
ついに、我が家のブルーレイレコーダーは、電源を入れてもすぐに「シューン」とだけ言って勝手に電源を落とすことにしたらしい。
ネトフリをテレビにキャストして映画。面白そうでそれほどでも無い映画でした。
録画機が壊れたので、ジルバもリアルタイムで観て、泣きます。あれこれ観てばっかりの受け身の人生。
府中さんぽ談
TP、平日休み。免許の更新に出かけて行きました。今回は一時停止違反を取られたから遠いところまで講義を受けに行かねばならないそう。行ってらっしゃいと手を振って、おしごとおしごと。
薄氣味悪い昼ごはんを食べて(ユーチューブで見かけたポーチドエッグの作り方で作った玉子、カチカチ)、たっぷり残業して、パソコンを閉じます。やがてTPが帰ってきたので「遅かったね、どうやった?」と尋ねたところ「俺の冒険談、聞いてくれる?」今日はあちこち行ったので話すのに15分はかかるとのこと。私も缶ビールをプシュッと開けて、テレビを消して、スタンバイ。どうやら府中の運転免許試験場に行って、地下の食堂でランチを食べてから、歩いて駅まで戻り、府中刑務所に行ったそう。そこから、作業所の作品売り場が暗くて展示品もバラバラで売る氣がなさそうだったこと、刑務所の外の道を一周したこと、ホームセンターに寄ったり、別の駅に出てスーパー銭湯を見つけたこと、駅前の大きい神社でメガネをかけた女子高生ふたり組が熱心に看板を読んでいたこと、などなどなど、身振り手振りをつけながらたっぷりと20分話した後で、また補足などが入るので30分をとうに超えます。私は父が無口だったからよく喋るひとと結婚したいとは思っていたけれどここまでとは。何度か大笑いするとTPも嬉しそうにしています。府中で映画館を見つけたと言うので、私は(ははーん、次は府中に連れていかれるな。スーパー銭湯をエサにして)と思っています。あー出歩きたい。あー出歩きたい出歩きたい。
ナムる?
朝の4時30分に目が覚めてしまいます。しくしく。目をギューッとつぶったり、深呼吸をしたりしても眠れないので、あきらめて朝の5時30分に布団を出ます。そしてTPは目覚まし時計の鳴る直前の6時に起きるタイプ、起きても亀のポーズで布団にまるくうずくまっています。「TP、朝デートしましょう」とか言って、せめてもの、いい奥さん!
ジルバとか、クドカンとかのドラマの感想を熱く語り合いながら、ロッテリアで朝ごはんを食べて(店員さんはアジアから来たひとたちだけでバタバタしていて氣の毒)、電車の窓に向かって手を振って、さあ今日は何をしましょう。
まずは、朝散歩。あまり歩かない道を通って、
あまりじっくり見たことのないマンションをじっくりと見て、
1度くらいしか上がったことのない歩道橋に上がってみたりします。そして、今日はナムルにしよう、そう思います。
先日読んだ、コウケンテツさんの本の文章を思い返しながら。
「ナムる?」
すでに書いた通り、うちの子どもたちもあまり積極的には野菜料理を食べてくれません。しかし、そんな子どもたちがまるで魔法にでもかかったかのようにモリモリ食べてくれる、副菜の救世主があるのです。
それは「ナムル」です。
使う素材は野菜一種類だけ!とか、調味料はごま油、酢、しょうゆ、ごま、塩だけ!(全部入れるのではなく、その日の氣分で組み合わせを変えるよう)とか、調理法は「生」「ゆでる」「炒める」「焼く」+「和える」だけ!と続いています。この本のお陰で野菜へのハードルがかなり下がったようにも思えます。
晩ごはんは、久々の「帯広風豚丼」と、ネギのナムル、わさび菜と豆腐のサラダです。今日もまたドラマ、ジルバの日。楽しみ!!!
蕎麦テイクアウトはもうしない
いつもぱつんぱつんになりがちのおしごとは今日は予想以上にぱつんぱつん。ちょっと血圧が上がっているような感じになってきたので、切り替えよっ!とパソコンを閉じて、近所でおかめ蕎麦をテイクアウトして帰ります。蕎麦のテイクアウトはもうしません。蕎麦はのびにのびるから。のびきって蕎麦がきになりそうだったから。
でも、いくつか進んだことがあったから、パソコンを閉じるときに疲れは感じません。むしろウキウキ。何でこんなにウキウキするんだろうと思ったら、明日、おやすみだからでした。えへへ。
厚揚げの煮物
在宅勤務。少し氣が進まない会議が意外といい感じだったりしたものだから、ウキウキします。
パソコンを閉じて、スーパーへ行って「今日は絶対に厚揚げの煮物が食べたい」と厚揚げを3袋買って帰ります。ついでにウド。ごはん炊きを失敗して米がカチカチになったので中華粥にしてやります。
ふと、どうして突然厚揚げの煮物が強烈に食べたくなったのだろうと思い返すと、そうだ昨日の夜、眠れなくなって図書館で借りた本を読んだんだった。
美しい本、文字も多いのでうれしいし、どのおそうざいも魅力的だったんだ。著者のオリジナルな生き方も、しあわせという飴玉を舐めるような感じの本だったから、厚揚げの煮物が強烈に食べたくなったんだ、とわかったのでした。