思い出貯金

monna88882009-07-31

スーパーでの買い物で、ぜいたくしちゃいました。がんこ餅のおかき。300円くらいだったと思います。


今日はKさんとランチ、職場も近いので嬉しい!朝、起きてしばらくは「もう私はダメ。ミスも多いし、仕事は神経を張りつめてクタクタになるし。もしかして脳みそが腐ってる?でも脳が腐っているからって、卑屈になることないのに。でも、私ってダメ人間?」などと思ってウダウダしますが、いざ外に一歩出ると「そうだ、社会が何さ!見えない圧力に負けないで、精一杯働こう!」とヤルキに満ち満ちてくるのが不思議です。ランチの約束、他愛無いことかも知れませんが、今日はとっても嬉しかった・・・毎日、繰り返していることこそ、それが生きていることなんだ、いい思い出を心に貯めて行こう。


在日 (集英社文庫 か 48-1)

在日 (集英社文庫 か 48-1)

電車で読みました。この波長が、ずんずんと胸に迫る!どこからどう切り取っても、謙虚な人はそれだけで美しいのでしょうか。世界のできごとを、高みの見物ではなく、自分のアイデンティティーとして捕らえている人。私の中に植え付けられている差別の記憶も、薄く薄くなって、遠ざかって行くのを、実感できました。


子供の頃、クラスで陰険な喧嘩があったときに、学校の先生が「俺たち教師でも、どこの大学出たとか差別されるのに、お前たち子供が、同じ子供同士で相手をいじめて、どうするとか?大人の真似すんな!」と涙ながらに語ってくれました。職員室で、三流大学出身と自ら言う先生たちは、本当に掃除道具のロッカーの隅に机を壁に向けて、置かれて笑っていました。その先生たちだけ、私たち子供の毎日の表情をよく見てくれていました。