古さと新鮮さ

仕事帰り、ギンレイホールへ行きました。

バーン・アフター・リーディング [DVD]

バーン・アフター・リーディング [DVD]

バーン・アフター・リーディングは、面白そうでそれほどでもない、という噂とはまた違う、面白くなさそうで面白い映画でした。予告のノリノリ系イメージと異なります。マクドーマンドが最高に生き生きとしていました。すでに巨匠?ベテランの域にいる監督ならではの、軽さ。殺人が遊びのように描かれているのは、ちょっと古い?


二本立ての二本目は、薬物依存症の次女を巡る家族の物語。ドキュメンタリーのような撮り方は、観客に丸投げすぎる?喧嘩したり、傷ついたり、自己嫌悪になったり、を繊細そうにつなげて・・・でも、そんな感情は取り立てて人に言うほどの新鮮さはない、聞き飽きたと言いたいのに、言えないような、病氣の押し売りみたいな映画でした。