不思議な一日

monna88882010-04-02

書き方教室へ通う道で、先週から引っかかってしまう、思わず遅刻しそうになる素晴らしい本屋コーナー、クレヨンハウスです。1階は絵本、2階はおもちゃ、3階は本と化粧品など。どの階も最高の品揃え、うっすら色あせた古いものも、大切に置かれています。この場所のためだけに、電車に乗って出かけたいくらい、愛情の塊です。


今日は、あぁやっぱり人間は生きていることで希望が得られるんだな、と実感した一日でした。何てこと無い日、夕べ、書き方教室の宿題をせっせと書き直したり、読みたい本を読んだり、アルバムを整理したり、調子に乗って夜中の3時まで好き勝手に過ごしていたところ、朝の体調は絶不調。風邪薬を飲むと必ず起きてしまう、せきぜんそくで何回もえずきそうに机からトイレへ駆け込みながら、体調は最悪なのに、人の温かさを全身で受け止める準備が整っていたのです。誰と交わす会話も、全部が私に必要だった日。下らない愚痴すら、口から花びらになって舞うかのような、幸せがいっぱいの時間がずーーーっと続いていました。本当に不思議。こんな日が訪れるんだったら、生きるのは悪くない、すごい。


仕事が長引いたところで、可愛いD君がランチに行こうと声をかけてくれました。どれほど仲良くなっても、TP以外の人に対して、ほんの少し緊張してしまうのが不思議、その緊張を抱えたまま、喜んでランチへ出かけました。でも、この緊張(病氣?)も含めて、D君の話しに涙が出そうになったり、大笑いしたり、それが私なんだという時間を過ごせました。D君の根っからの呑気さと、人を絶対的に信じている崇高さが、丸ごとの自分でいさせてくれます。今日出会った人全てに、敬意を抱いた一日、変な日。どうしてこういう日があるんだろう?風邪で頭がボーッとしているお陰だろうか、とにかく不思議な手触りのあった一日でした。