仕事納めの日なのに、なかなか喜びが湧き上がりませんでした。コツコツと働いて、少し残業して、自転車をすっ飛ばして帰ります。ＴＰは年末年始はもう馬車馬のごとき労働者となり、毎晩遅く帰って来て早朝に出発します。そんなＴＰが今年最後の休日に、フリーペーパーを２冊、はい門ちゃん、これでも読んどきと言って持って帰ってくれたのが、意外や意外。心に響き続けています。いつもなら、読み終わったらポイポイッと捨てるところが、ちょうど落ち込んでふて寝していたときに持って帰ってくれた、そのタイミングが良かったのでしょうか、心にストンと入ってきた、大事な贈り物となったのです。タダのもので喜ぶあたしの感性にも、神様ありがとう！と思って笑ってみました。
家に帰って、あー、私はやっと正月休みだっ！と盛り上がる一瞬と、またそれを忘れてボーッとする時間、そして再び心の底から、あー、やっと正月休みだっ！と湧き上がる喜び、その後にまたボケーッとなります。もう何十回も正月を迎えているのだから、今年こそは平常心でも良いのかも知れません。でも、正月の完璧さはどれほど体験しても、足りないほどの美しさ、何回味わっても何度でもヨダレが出そうなほど、お正月は嬉しいものですね。餅がプー、ヨダレがジュルー！
