ＤＶＤ力

野ブタ。をプロデュース DVD-BOX

野ブタ。をプロデュース。お昼過ぎにツタヤで借りて来たＤＶＤを、ぶっ通しで観ました。必要！人生にこの高校生達の傷つき感が、必要だとはっきりと感じながら、ぶっ通しで観続けます。最後の最後、ここで終わりというときに、ＴＰが仕事から帰って来たので、停止ボタンを押してみます。お仕事でくたびれて、いきなりラストシーンを観るのは可哀想。なのでＴＰが眠ったらこっそり観て、すっごい面白いドラマがあるっちゃけど、そう言って観せてあげようかな？

木皿食堂

木皿食堂。元々はこの図書館で借りたエッセイを読んでいるうちに、カーッとなって借りて来たＤＶＤです。切羽詰まった感覚が、そのまま誠実さとなって電流のように身体に突き抜けるのが不思議です。

Si、俺達はいつでも二人でひとつだった。歌い飽きた歌が、あらためて響く。そして何度でもドラマ終わりの歌を歌って。これからずっと、何か切羽詰まったときにはレンタル屋さんで棚の端からずっとテレビドラマを観て行ったらいいかも知れない、それほどの力があるんだ。中学生の一番苦しい瞬間に、山田太一ドラマで命を救われた感覚を、一生忘れないけれど。そのドラマはまだＤＶＤになっていません。両親が別居して、姉と弟が別々の暮らしをする物語です。

野ブタ。に出て来た豚のお土産は、ずっと前に福岡のＭちゃんがくれたものでした！ドラマを観ながら、そういえばどこにあったっけな？と本棚を振り返るとまさに、そこにいて目がバチッと合ったので腰が抜けるほど驚きます。奇跡だな、そう思いました。