お手紙5通

monna88882015-09-09

平日の休日。やっと身体に元氣が出てきた。夏の間中、全く生きている実感がなかったけれど、ようやく真人間に戻りました。まずは、お手紙を3通書きます。良くしてもらっておきながら、廃人だったからウツを染すまいとお返事を書くのを遠慮していたお手紙。日本列島に台風直撃。長靴を履いて、傘をさして、外に出るとポストにRCから近況報告のハガキが届いていました。やっぱりどこかでつながっているおともだちがいるってことは、私の何よりの心の財産だ、そう喜んで郵便局から戻ったらさらにお手紙を書いて、もう一ヶ月も前に京都の伯母が送ってくれたハムのお礼状を書いて。今日は全部で5通お手紙を書きました。郵便局で見つけた野菜と果物シリーズの切手シートを買って帰って、またこの切手を貼って、お手紙をもっと書こう。お手紙が書けるようになって本当に良かった、どんっと落ちていた日々はやっと終わった、これまでだって何度もどんっと落ちて、その底の方でじーっと待っていると、自然と浮き上がってきたんだから、その自信があるから、平氣でした。

白洲次郎・正子の食卓

白洲次郎・正子の食卓

白洲次郎・正子の食卓。図書館で借りて帰った本は、生まれてこの方一度も食卓に上がったことがない食材、今まで一度も本物を目にしたことが無いような食材、その食材を自分で調理しようとは夢にも思わなかった食材が並んでいて、軽く打ちひしがれた後でうっとりしました。こういう熱のある本は心の幅を広げてくれる、白州正子がいつでも完璧ではなくて、あまり食べてもらえなかった料理を作ったということだけでも、少しだけホッとします。それにしても堂々たる、本でした。