読んで寝て読んで寝て

夜、父から電話がありました。「何して過ごしようと？このシルバーウィークっちゅうんかな」とのこと。とにかく、図書館で借りて本を読んで、本を返してまた借りて本を読んでいる、楽しい、そう言うと「ほぉー」と言っていました。晩ご飯は、サンマのほろほろ煮付けと、レンコンが安かった（４節で１５８円！）のでインゲンとゆで卵と混ぜて、レンコンマヨネーズサラダです。カレー粉をまぶしてみたら、その美味しいこと！

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ。読み進めてもなお手応えがないまま、この世界の人たちに会いに穴の中に降りて行きます。こういう本が売れているのはいいな、と思いました。

神さまたちの遊ぶ庭

神さまたちの遊ぶ庭。やっぱりエッセイが光っている、ひと言ひと言にプッと吹き出して笑って、その言葉の奥の色んな感情が透けて見えるように。北海道の廃校寸前の学校の、その地域の一員になったかのように夢中になって読み耽ります。

おたがいさま

おたがいさま。森まゆみ本を図書館で借りて読みました。安心する。いっぱい調べてのことだから、何から何まで腹の底からの力がある言葉で、安心します。

うつらうつらと昼寝をしていると、郵便屋さんのバイクの音で目が覚めます。階段を降りると下の階のおばあさん（と言うにはまだ若い、でもおばさんよりも年上の人）も郵便を取りに出てきていました。あ、その本！東京都民に配られるという黄色い本、絶対に大震災が来るんだから我が身は己で守れよ、そう通達するためのサバイバルブックが配られていました。この本、面白いらしいですね、と言うとそうなのよ、やっと来た。役に立つんですってね、何だかいいらしいわね、そう話しながらそれぞれの部屋に戻ります。東京が地震でメチャメチャになっている惨状までマンガになっているけれど、スカイツリーは健在でした。ほっ。